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水の中で④ 絵里Ver

水の中で① 絵里Verを読む
水の中で① 一哉Verを読む
水の中で② 絵里Verを読む
水の中で② 一哉Verを読む
水の中で③ 絵里Verを読む
水の中で③ 一哉Verを読む


2005年 8月27日
PM20:48

私は知らないうちにカノンを口ずさんでいた。
隣りの助手席には一哉が乗っている。
昨日の深夜に初めて出会ったのに、まるで昔から知っているような感じだ。
一哉の方を見ると、一哉も私の鼻歌のリズムに合わせて指でリズムを取っていた。

絵里「さて、何食べようか~?」
一哉「な・・・」
絵里「何でも良いは無しだよ~!」
絶対一哉はそう言うと思ったので先に釘を指した。
一哉は考えてる・・・
一哉「う~ん食べたいのいっぱいあるんだよな~」
絵里「あ、じゃぁバイキング行こうか?」
絵里(しまった!決めてしまった!)
一哉「うん、じゃぁそこにしよ」
一哉は満足そうだ、憎らしい。

食べ放題のバイキングには20分ほどでついた。
席に着くと早速二人で手分けして選んだ。
一発目のお皿に私がケーキを満杯にもって来たのを見て、
一哉は少し呆れていた。

流石に成長期の男の子。肉にばかり噛り付いていた。
私は頃合を見計らった。
一哉は気を使っているのだろうか?
一切涙の理由を聞いてこない。
さっきの教室の涙の訳を全てでなくても話すべきだと思った。
いや、きっと聞いてもらいたかったのだと思う。
不思議だった。

一番心を許せる妹にですら〔よくある夫の浮気〕
で片付けて深く話さなかった私が、昨日出会った男。
しかも14歳の中学生にその事を聞いて欲しいと思っている。
私は弱っているからだろうか?

一哉「どうしたの?」
私はハッとした。
フォークでケーキをカットし、口に入れる直前で動きが停止していた。
確かに、どうしたもこうしたもない状態だった。
私は女の癖に同時に複数の事が出来ない・・・

絵里「あ、あのさっきは突然泣き出してごめんね。びっくりしたでしょう?」
一哉「うん。」
絵里(やっぱり一哉は気を使ってくれてる。)
絵里「私が見ていた絵あるでしょ?」
一哉「父親というタイトルのやつだっけ?」
絵里「そう、あれ私が書いたの。完全に私の想像のお父さん」
絵里「だけどね、泣いちゃった理由は別に想像の想像のお父さんだからじゃないんだ」
一哉は黙ってこちらを真っ直ぐ見て話しを聞いてくれている。
絵里「その絵の事はずっと忘れていたんだけど、見たらある人に似すぎていたの。」
一哉「ある人?」
絵里「うん。私の旦那。」
一哉「え??結婚していたんだ!」
そういえば一哉には話してなかったかもしれない。
話す必要の無い相手だ。でも今は全部聞いてもらいたい。
絵里「うん、6年前にね。今は別居中なの」
一哉が私の左手の薬指を見ている。
絵里「あぁ、指輪は彼が浮気してから着けてないんだ。」
一哉「そうだったんだ・・・」
絵里「それでね・・・」
私は今更躊躇した。
何を話しているのだろう。
中学生に。
なんだか自分自身に呆れてきた。
一哉「もし話してくれるなら聞きたい」
きっと私が躊躇しているのを察してくれてのだろう。
一哉の言葉が私を楽にしてくれた。
絵里「ありがとう」

私は全ての経緯を話した。
彼との出会い。
彫刻の事。
事故の事。
彼の浮気。
そして、私が彼を愛していなかったかもしれないという事を。
全てを話したつもりだ。

気が付いたら、お互い全く料理に手をつけてなかった。
絵里「あ、ゴメンゴメン!食べよ♪食え、食え♪」
お互い食事を再開した。
それから一哉は無口だった。
私は一方的に話したが一哉はあまり乗ってこない。
気まずかった。
話さなければよかったと思った・・・・


一哉「絵里さ・・・まだ時間平気?」
一哉は急に口を開きこういった。
勿論時間は持て余すほどある。
絵里「ん?平気だよ~、ていうか一哉は大丈夫なの?もう10時過ぎてるよ?」
一哉「うん、うちは大丈夫!」
絵里「へっへ~じゃぁ何処行こうか~」
私はその意外な申し出が嬉しかった。
一哉「小学校のプール」
絵里「え?」
意外な申し出は本当に意外な内容だった。



2005年 8月27日
PM22:28


私は裏門に車を停めた。
ここからプールへの道のりは随分慣れた。
昨日の事を考えると、一哉には申し訳ないが不思議と笑みがこぼれた。

プールサイドに着くと熱帯夜の中、ここだけ草原のような風が吹いていた。
絵里「キモチーね~水着持って来れば良かったな~」
私はプールサイドを歩きながら一哉に話しかけた。
一哉「そうだね、流石にお互い裸はね・・・」
いたずら心が芽生えた。
絵里「見たい?・・・・」
上目使いで、ぶりっこしながら言ってみた。
一哉の目がまん丸で口が半開きで停止していた。
絵里「うっそ~~ん♪」
一哉はムクレテいた。
絵里「へっへっへ~、ごめんね♪見せたら不倫になっちゃうもん♪」
絵里(不倫か・・ちょっと自分のいった言葉に重くなった。)
一哉は私の横で一緒にプールサイドを歩いた。

一哉「あのさ、絵里はこれからどうするの?」
私の思考と体が止まった。
〔俺達どうする?〕
頭によぎった。
絵里「どうする?ってどれのこと?」
一哉「旦那さんの事。」
多分そうだろうと思った。
絵里「解らないよ・・」
一哉「解らないの?」
絵里「解らないよ!だって・・・・」
私は取り乱してた。この問題から逃げたかった。
触れなくてもいいのなら、一生触れたくない。
でもそうは行かないのも解っていた。
でも一哉にこれ以上情けない自分も見られたくなかった。
絵里「一哉にはまだ解らないよ・・・」
一哉「解らないよ、でも絵里にはわかっているから悲しいんでしょ?」
絵里「簡単に言わないでよ!あんなに私の為に尽くしてくれた人を、
今更愛してなかったなんて認められないよ!」
一哉「でも、え・・・・」
絵里「もう知ったような事いわないで!」
絵里(私最低だ・・)
一哉「だったら今から愛せばいいじゃんか!」
一哉「優しくされたその時に愛してたとか、愛されてたとかわかんねーよ。」
一哉「でも、もうその時自分がどうなのか解らないんだろ?今どんなにその時を思いだしたって解

らないんだろ?!」
一哉「もう、今の絵里は旦那さんを昨日の絵里のように思えないんでしょ?」
一哉「だったら今の絵里で旦那さんがしてくれた事・思ってくれていた事をもう一度愛せればいい

んだよ。きっと・・」
一哉「だから・・・これからは必死に探すの辞めて、もっとゆっくり思い返そうよ・・」

私は驚愕した。
温厚な一哉が声を荒げたのもあるが、
「・・・もう一度愛せればいい・・・」
「・・・これからは必死に探すの辞めて、もっとゆっくり思い返そうよ・・」
この言葉が、
〔俺達どうする〕の呪いを解いた。
そうだ、焦らなくていいんだ。今の私で感じればいいんだ・・・
心が晴れた。
14歳の少年の叫びが暗雲を払った。
涙が溢れた。その涙がその瞬間は意味が解らなかった。
でも今は解る。
安堵の涙だ。
私は目の前にいる、昨日出会ったばかりの14歳の少年に、
涙が溢れるほどの安心感を与えてもらった。

でも、このまま涙を流すのは少し気恥ずかしい。
絵里「そっか・・今からか・・」
絵里「私何焦ってたんだろうね♪」
絵里「そうだよね~知っちゃったんだから、その時どうなのかって考えても解らないよね・・・」
私は必死に涙をこぼさぬように頑張って話した。
瞬きしたら今にもこぼれてしまう。
私は一哉に近づき、抱きしめた。
何故抱きしめたかは解らないが、それは必然のように体がそう動いた。
絵里「ありがとう・・・」
心からそう思った。
一哉の腕が私の背中にまわる。その手は羽毛のように優しく感じた。
とうとう涙がこぼれ落ちた。

続く
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水の中で④ 一哉Ver

水の中で① 絵里Verを読む
水の中で① 一哉Verを読む
水の中で② 絵里Verを読む
水の中で② 一哉Verを読む
水の中で③ 絵里Verを読む
水の中で③ 一哉Verを読む


2005年 8月27日
PM20:48

絵里は運転中カノンの鼻歌をうたっていた。
ハンドルに沿わせた指までリズムを刻んでいる。
会話がない。でもそれが心地よいと感じたのは始めてだった。
僕は絵里の鼻歌にリズムを合わせた。

絵里「さて、何食べようか~?」
そういえば、すっかり考えていなかった。
ただ、地元でなければ何処でも良かった。
一哉「な・・・」
絵里「何でも良いは無しだよ~!」
まさに図星だ、なんだか勝ち誇った絵里の顔が憎らしい。
でも本当に思い浮かばなかった。
一哉「う~ん食べたいのいっぱいあるんだよな~」
絵里「あ、じゃぁバイキング行こうか?」
結局絵里が決めた。
しまった!という感じの絵里の顔がたまらなく面白くて、ニヤケテしまった。

食べ放題のバイキングには20分前後で着いた。
かなり昔からある店だ。
席に着くなり、絵里は物凄い勢いで、料理を盛りにいった。
予想以上に幅広い料理の品揃えに、少々迷った。
肉・野菜・揚げ物等、それなりに彩を考えて皿にもった。
途中で、絵里と出くわした。
絵里の皿は、無数のケーキのみで構成されていた。
一哉(いきなりケーキ?世の中の女の人はみんなこうなのかな?)
僕は無言で考え込んだ。

席に着くと、僕は肉に噛り付いた。
お腹が空いていたから、物凄く美味しく感じた。
絵里はやはりケーキから食べている。
1つの目のケーキのフィルムを取ったと思ったら、
ドリンクを飲んでいる間に2つ目のフィルムを剥がしている。
信じられないスピードでケーキを食べていた。
暫らく二人は話もそこそこに食事に集中した。

ふと、絵里を見る。
ケーキを口に運ぶ途中で一時停止している。

一哉「どうしたの?」
絵里は少しびっくりしていた。
絵里を、カットしたケーキを皿に置いて、
少し背筋を伸ばすと、静かに話し出した。
絵里「あ、あのさっきは突然泣き出してごめんね。びっくりしたでしょう?」
予測はしていた。やはりその話しだった。
確かにびっくりした。
正直その理由は知りたかった。
でも遠慮とは違う、多分怖くて聞けなかったんだと思う。
一哉「うん。」
絵里「私が見ていた絵あるでしょ?」
一哉「父親というタイトルのやつだっけ?」
絵里「そう、あれ私が書いたの。完全に私の想像のお父さん」
父親を知らないとは聞いていた。
絵里「だけどね、泣いちゃった理由は別に想像の想像のお父さんだからじゃないんだ」
絵里「その絵の事はずっと忘れていたんだけど、見たらある人に似すぎていたの。」
一哉「ある人?」
絵里「うん。私の旦那。」
一哉「え??結婚していたんだ!」
これにはびっくりした。
今までそのような話しを聞いていないのもあったが、
絵里が結婚生活を送っている風には感じられなかった。
僕は、絵里の左手の薬指にを確認した。
絵里「うん、6年前にね。今は別居中なの」
絵里「あぁ、指輪は彼が浮気してから着けてないんだ。」
一哉「そうだったんだ・・・」
一哉(6年前?17で結婚したのか?)
絵里「それでね・・・」
絵里は話しに詰まっている。
少し沈黙が続いた。
一哉「もし話してくれるなら聞きたい」
絵里に話すか話さないかで、悩ませたくなかった。
絵里「ありがとう」

それからの絵里は堰を切ったかのように話してくれた。
話し始めた直後、年齢をサバ読みしていた事が発覚したがスルーした。
彼とは大学で出会い、
美大で絵里は彫刻を専攻していて、評価が高かったこと。
そして事故により彫刻を奪われた、
彼に支えられているうちに、結婚決意した。
しかし夫の浮気の告白により、傷つき実家に帰った事。
そして今日、夫への今までの愛情が、
父親としての存在のみに向けられていたかも知れない。
それにより酷い自己嫌悪に落ちいったという話しだった。

僕はそれを聞いて、絵里を励ましたかった。
できる事なら気の効いた言葉の一つもかけてあげたい。
情けなかった。
自分でいうのもなんだが、口は回るほうだと思っていたし、
年の割には語彙も豊富で頭もそこそこいいと思っていた。
思い上がりだった。
話してくれた絵里に対して何も言葉が浮かばない。
今まで自分が口がしてきた言葉の数々。
どれも薄っぺらい・・・
僕が自分で口が回ると錯覚していたのは、ただの受け答えだ。
適当に話しを返し、適当に話しを振る。
時には嘘をついてごまかし、嘘をついて自分のプライドを守ってきた。
今生きてきた迄の間、唯一かもしれない存在。
嘘の無い相手、絵里。
そんな絵里に何も言えなかった。
嘘の無い自分は、予想以上に脆く、何も持たない存在だった。
情けなかった。
気持ちは一杯湧き出ている。
元気付けたい・力になりたいという気持ちが。
でも、裸の僕は言葉をもっていなかった。

絵里「あ、ゴメンゴメン!食べよ♪食え、食え♪」
絵里に気を使わせてしまった。
その後も絵里は色々話してくれたが、
自分の無力さに絶望した僕は、そんな絵里の気遣いに答える事も出来なかった。
でもこのまま終わりたくは無かった。
絵里を少しでも楽にしたかった。
多分恋している訳ではないと思う。
かといって友情でもないと思う。
でも、このままだと後悔すると思った。
夏の間に後悔には慣れたつもりだった、
でも今は、後悔したくない。

一哉「絵里さ・・・まだ時間平気?」
こんな言葉を言うだけでも勇気が必要だった。
絵里「ん?平気だよ~、ていうか一哉は大丈夫なの?もう10時過ぎてるよ?」
嬉しかった。例え大丈夫でなくても大丈夫だ。
一哉「うん、うちは大丈夫!」
絵里「へっへ~じゃぁ何処行こうか~」
一哉「小学校のプール」
変な意味では無く、2人きりになりたかった。
絵里「え?」
そういった絵里の顔はまた停止していた。



2005年 8月27日
PM22:28

絵里は車を裏門の横に停めた。
車から出ると、熱帯夜特有の蒸し暑い世界が広がっている。
学校に進入する。
二人とも何度も往復した道のりなので、進入は慣れたものだ。
手際よく更衣室の方から進入する。
プールサイドは、とてもみずみずしい風が吹いていて気持ちよかった。

絵里「キモチーね~水着持って来れば良かったな~」
プールサイドをフラフラ歩きながら絵里は言った。
一哉「そうだね、流石にお互い裸はね・・・」
絵里「見たい?・・・・」
心臓が止まるかと思った。
絵里「うっそ~~ん♪」
こんなに絵里に怒りを覚えたのは初めてだった。
絵里「へっへっへ~、ごめんね♪見せたら不倫になっちゃうもん♪」
一哉(確かに、見せるのと見られるのは違うな。)
しばらく無言で一緒にプールサイドを歩いた。

僕は勇気を出した。
一哉「あのさ、絵里はこれからどうするの?」
プールサイドをフラフラ歩いていた絵里の動きがピタリと止まる。
絵里「どうする?ってどれのこと?」
一哉「旦那さんの事。」
絵里が嫌がる話しなのは解っていた。
絵里「解らないよ・・」
一哉「解らないの?」
絵里「解らないよ!だって・・・・」
僕の前で初めて絵里が声を荒げた。
僕は次の言葉を待った。
絵里「一哉にはまだ解らないよ・・・」
一哉「解らないよ、でも絵里にはわかっているから悲しいんでしょ?」
絵里「簡単に言わないでよ!あんなに私の為に尽くしてくれた人を、
今更愛してなかったなんて認められないよ!」
一哉「でも、え・・・・」
絵里「もう知ったような事いわないで!」
何かが吹っ切れた。
一哉「だったら今から愛せばいいじゃんか!」
一哉「優しくされたその時に愛してたとか、愛されてたとかわかんねーよ。」
一哉「でも、もうその時自分がどうなのか解らないんだろ?今どんなにその時を思いだしたって解らないんだろ?!」
一哉「もう、今の絵里は旦那さんを昨日の絵里のように思えないんでしょ?」
一哉「だったら今の絵里で旦那さんがしてくれた事・思ってくれていた事をもう一度愛せればいいんだよ。きっと・・」
一哉「だから・・・これからは必死に探すの辞めて、もっとゆっくり思い返そうよ・・」
自分でびっくりした。
頭なんか全然使わなかった。
こんなに声を荒げたのは何年ぶりだろう。
頭を介さないで気持ちをそのまま言葉にしたら、それはとても攻撃的な言葉になった。

改めて絵里の方を見た。
絵里の眼は涙を溜めていた。

絵里「そっか・・今からか・・」
絵里「私何焦ってたんだろうね♪」
絵里「そうだよね~知っちゃったんだから、その時どうなのかって考えても解らないよね・・・」
絵里がゆっくり近づいてきた。
絵里の両手が背中に回り引き寄せられ、抱きしめられた。
絵里「ありがとう・・・」
耳元でそう言うと、更に強い力で抱きしめてきた。
僕も絵里の背中に手を回した。
気恥ずかしさが邪魔して、それが僕の最大限の許容だった。

続く

ファーストキッス♪

こんばんわ、もじゃです。
この記事のタイトルが気持ち悪いと思った方、
遠慮なくエヅイテ下さい。
私の風貌で、このタイトルは辛い。
でも変える気は毛頭ございません。

といういことで、ファーストキッス♪のお話し。

時は、18~19年前、場所は山梨県の河口湖の某別荘地。
そうです、私が空を飛んだ場所です。

その別荘地には乗馬クラブがありました。
妹が乗馬をやっていた為、クラブのオーナーや他の会員家族と
家族ぐるみのお付き合いがありました。
たまに別荘に泊まりにきてたりもしました。

当時小学校5~6年の私と同じ世代の子供が多く。
妹を通じ色んな人と合いました。
その中に、1~2歳年上の、いかにもお嬢様風の綾というこまっしゃくれた小娘がいました。

あれは冬でした。
私は父親の英才教育もあり、その頃にはモトクロスに乗ってました。
私はよくその愛車のモトクロでクラブに通ってました。
馬に乗るのは妹だけなのですが、家族ぐるみの為父親共々クラブに通ってました。

別荘にいる内は、毎晩夜はクラブでパーティー(宴会?)三昧でした。
その日、大人たちは酔っ払いに近い状態になりくだを巻きだした頃、
こまっしゃくれの綾が、別荘に上着を忘れた事が発覚。

今考えると、こまっしゃくれた綾の作戦だったかもしれません。
酔っ払いの大人たちはあてにならないということで、
バイクできた私が別荘まで取りに行く事になりました。
別荘まではバイクで片道15分くらいです。
後ろに乗っけて別荘に向かいました。

ジージャン越しに背中に当たる胸に、ドッキンドッキンでした。
頭真っ白です。
私は完全に無口でした。
こまっしゃくれた綾は何かいっぱい話してましたが、よく覚えていません。
今思うと、かなりブリッコなこまっしゃくれた綾だった気がします。

今思い出しました、
曲がる度に、「怖い!」といって胸を押し付けてきました。

まぁなんとか別荘につき上着を取りにいったわけですが、
一向に別荘から出る気配がありません。
私は背中おっぱい事件があり、どうにもこうにも居心地が悪い。
というか、緊張で吐きそうでした。

私はかなり強引に別荘から連れ出し、クラブへ向かいます。
その帰り道、エンストになりました。
こんな時に限ってなかなかエンジンかかりません。

一生懸命キックしている私に、
こまっしゃくれた綾「○○、キスした事ある?」
もじゃ「・・・・・・・・・・・・・」
聞こえない振りして頑張ってキック。
でも一気に変な汗が出るほどドキっとした。
こまっしゃくれた綾「ねぇある?」
もじゃ「ないよ・・・・」
キックをするのをやめて答えた。
目が純血するほど緊張する。
こまっしゃくれた綾が、無言で至近距離に近づいてきた。
もう、意識を失いそうな程緊張した。
こまっしゃくれた綾「したい?」
と、次の瞬間両手が私の顔に伸びてきた、
少し芝居がかった表情で、こまっしゃくれた綾の顔が近づいてきた。

ビビッタ。
あまりの唇の柔らかさにびびりました。
緊張のあまり、耳から変な汁が出るかと思いました。
こまっしゃくれた綾の唇が離れます。
こまっしゃくれた綾は、まだ芝居がかった表情をしてました。
また顔が近づいてくる。
また、唇が触れた。
やっぱり唇の柔らかさにビビリました。
と、思っていたら、こまっしゃくれた綾の、舌部が入って来ました。
これはビビルでなく、単純にびっくりしました。
そもそもそれがなんなのか解りませんでした。

それから、こまっしゃくれた綾は何事も無かったかのように、「エンジンかかりそう?」
といいます。
変な緊張のせいですっかり力みなぎった私は、
凄い勢いでキックし、見事エンジンかけました。
それから普通にクラブハウスへ戻りました。

ということで、
私のファーストキッス♪は、
1~2歳年上の、
お嬢様風の、
ブリッコで、
キスの時芝居がかっていて、
こまっしゃくれた綾という女性でした。

もじゃのエピソードに、自分のエピソードを思い出し、
よし、俺もファーストキス♪書くぞという方はポチお願いします。


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ランゲージ

こんばんわ、そしてただいま、もじゃです。

ひっさし振りに、仕事の件でボヤキマス。
機密だらけなので伝わるか解らないですが、
「そっか、偉いよ頑張ったね。」
と声をかけてくれれば大満足です。

今回私は、とあるシステムの評価を行っております。
仮にAアプリとします。
Aアプリには、日本語・英語・フランス語・中国語があります。
Aアプリの入ったサーバに各々の国の言語パックを使用します。

日本のような島国は、日本語入れるだけで済みます。
中国も中国語いれればOK.
その他の国も英語やラテン語で対応可能です。

もじゃは日本語そこそこ解ります。
もじゃは英語、単語でなんとなくわかります。
もじゃは中国語、漢字で連想できます。
もじゃはフランス語、ニュアンスでなんとかわかります。

今回、第五の言語が導入されました。

トルコ語です。

そんなに需要あるのか?
と思いましたが、きっと偉い人が決めたのでしょう。
従いますよ、サラリーマンですから。

基本的に一部の英字とラテン文字を使用しているのですが、
なんせ何と書いてあるか解りません。

トルコ語VISTAとXPをどうにかこうにか作ったのですが、
Aアプリの入った英語版XPサーバとの連携が上手くいきません。
正直、トルコ語で怒られても、何処が上手くいってないかさっぱり解りません。
作った本人聞いても「何でだろう?」と返って来ます。


そんなこんなで最近少々お疲れのもじゃです。


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警戒態勢

こんばんわ、もじゃです。

久しぶりのちょっと長めの残業でした。

もじゃはメインの現場に通うのに、バスを使ってます。
自分で言うのもなんですが、もじゃは自称用心深い男です。
今思い返すと、必ずといって良いほど毎回事故を想定して乗ってます。
隣りの車が急に進路変更したら・・・・
前のダンプの土砂が急に振ってきたら・・・・
玉突き事故で前のダンプが運んでいる、鉄骨がバスに突き刺さったら・・・・
こんなようなことばかり想定してます。

だからもじゃは座りません。
あからさまに100Kgを超えそうな方の近くにも寄りません。
横転事故が起きた時下敷きになるからです。

バスほどではないですが、歩いていてもやはり警戒します。
前の人が刃物を振り回したら・・・
前から歩いてくる人が、すれ違いざまに殴ってくるかも。
稀にそういう事も想定しています。

エレベータでもそうです。
閉じ込められた経験以降、用心しても仕方がないですが一応します。

と、他にも多々もじゃの用心深さを物語るエピソードはたくさんありますが、
もじゃはうっかり赤信号をを渡り嫁に怒られます。


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均衡

こんばんわ、もじゃです。

嫁はオハナに舐められてます。
嫁がちょっかい出すと、噛まれたりするのもしばしばです。
嫁に文句ばかり言います。

もじゃは嫁に舐められてます。
もじゃがちょっかい出すと、怒られるのもしばしばです。
もじゃに注意ばかりいいます。

オハナはもじゃに怒れません。
嫁に噛み付いているとき、もじゃと目が合うと噛むのを止めます。
もじゃの愚痴を散々聞かされてます。

こんな感じでなんとかギリギリ平和です。 
オハナが来る前は・・・・・・・

追記:オハナにも舐められてました・・・


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笑う女(怖い話し)

こんばんわ、もじゃです。
今起きました。
朝7:30に一回起きて、午後1:30に昼寝。
もしかしたら昼寝方が長かったかもしれません。
(おかげで数ヶ月ぶりに頭は凄くスッキリ)

さて、そんな休日を過ごし、家族サービスもへったくれもない嫁不幸なもじゃですが、
ご覧の通り、ずっと寝ていた為、今日別に面白い事ありませんでした。
よって、思い出を話します。

今回は、ちと一部描写がきついかもので、R18指定です。
と一応言っておく。
以前も書いたのですが、私妙に不思議な物を見る期間がありました。

今回は、同じような時期、ちょっとした廃墟を友人と探検に行った時の話しです。

その廃墟は、東京西部にある小さな湖の湖畔にありました。
元々は民宿のような施設で、噂では借金で首が回らなくなり、
オーナーとかなり年の離れた奥さんが自殺したとう曰くがありました。
その施設は、湖畔の急斜面にそって立てられており、
急な階段を上がって施設の敷地に入ります。

その施設には私を含めて4人で行きました。
私ともう一人は好奇心が強いほうなので、
一緒に行動し施設内を探検します。
もう一組は、施設の入り口辺りで待機してました。

母屋と思われる建物は、一階が厨房と宴会場があり、
2階は従業員の居住スペースのような感じです。
恐らく客室は周りに点在する、平屋がそうなんだと思います。

母屋の外観は、確かに3年くらいは人手が入っていないのは解りました。
しかし、厨房や宴会場などは想像以上に綺麗で、
手を入れればまた再開できるのでは?と思うほどです。
しかし、ひとつ異様な物が点在してました。
施設中に〔差し押さえ〕の札が無数に貼られてました。
その赤い札の張り方が異常で、小さなコップや畳・障子・床等にも張ってある状況です。

正直この廃墟は今まで見た廃墟とは全然異なりました。
綺麗過ぎるのです。大体廃墟は荒らされます。
しかしこの施設は、数年以上は経っているのに、中が綺麗過ぎるのです。
ガラスや、コップは家具等は確実に破壊されますが、一切そのような形跡はありませんでした。

1階の探検が終わると、2階に向かう途中で私のもつ懐中電灯が消えました。
すごくビビリましたが、友人が大きいのをもっていて尚且つ私も携帯の明かりでなんとか対応しました。
1階に比べ2階はそれほど広くは無く、レイアウト的には、のびたの家の2階に似てます。
真ん中に廊下があり、それぞれの部屋がふすまで仕切られ左右に配置されてます。

手前左の部屋から探検を始めました。
始めの部屋は物凄い荒れようでした。
おそらく食事などをとう部屋だと思うのですが、割れた一升瓶、ボロボロの座布団
部屋全体がほこり&カビ臭く、1階の印象とはかなり異なり窓も割れてました。

次に奥の左側の部屋の探検です。
そこは子供部屋でした。その部屋はさっきの部屋が嘘かのように少しほこりっぽいだけで全然荒らされている形跡はありません。プラレールや、リカチャン人形の家などもあったので、子供は2人以上、男女でいたのだと思います。
おもちゃなんか出しっぱなしの状態でしたが、それ意外はとても整頓されています。タンスやクローゼットなど、洋服は綺麗にたたんだ状態でありました。

そのまま正面の右奥の部屋に入ります。
ここもまた異様な部屋でした。窓などが割れているわけではないのですが、
何もないんです。
長方形の部屋で、家具も何もなく只1つ印象的なのは、
丁度真ん中の畳が、どす黒く汚れているのは不気味でした。

そして最後の部屋。
ここは完全に入った瞬間から物凄い違和感を感じました。
4つの部屋の中で一番狭いのですが、その狭い部屋に、物凄い量の紙が散乱してます。
まるで秋の落ち葉のように凄い量でした。
多分その全ての紙に手書きで走り書きのような物が書いてありました。

私と友人がその紙のいくつかを手にとると、
その紙は、借用書であったり、母子手帳であったり、さまざまでした。
その部屋にはガラスのショーケースに入った日本人形がありました。
そのガラスのショーケース越しに向こうに部屋が見えました。
その部屋には1x1メートルくらいの小さな入り口があり、
まさに隠し部屋につながる唯一の入り口でした。

私と友人はその入り口から入るために家具をどかし始めました。
しかしその瞬間から、異常なことが起きました。

壁が透けているんです。
私が中腰の為、その隣りの部屋の中は見えない。
見えても全体が見えないはずなのに。
その隣りの部屋の様子が全て見渡せました。

私と同時に友人の動きが止まりました。
恐らく友人の異変に気づいたのだと思います。

お互い物凄い緊張が走り動けません。
私は携帯の明かりが消えないようにボタンを連打してました。

隣りの部屋にいつから見えるようになったのか判りませんが、
その透けている部屋の角に裸の中年女性が座っています。
友人もそれに気づいているようでしたが、身動きできません。
女性はこちらに気付いてないようでした。
しかし女性がこちらに気付きました。
女性は笑いながら、自分の下腹部を触りながらオナニーを始めます。
その異様な光景の恐怖に友人と私も目を背けることさえ出来ませんでした。
それから不思議な事に、まるでカメラのズーム機能のように女性が少しずつ部屋の入り口に近づいてきます。

ゴトンと音がしました。
友人が懐中電灯を落としました。
携帯の明かりを友人にあてると、
友人は口をパクパクさせながら、目がグルグル回ってました。
「やべぇ」
自分でそう発したのを覚えてます。
友人が小柄だったのも幸いし、友人を肩に担ぎ、懐中電灯を拾いました。
もう、逃げるしかありませんでした。

しかし入ってきた部屋の出口に懐中電灯の明かりをあてると、
その照射されている角に女性がいました。
見てるのは、1メートル以上離れているのですが、
何故か、その女性の顔が目の前にあるようでした。
その女性の笑顔は、明らかに正気ではありませんでした。
目の淵が異様に赤く、口の中が真っ黒でした。
左目だけ、ゆっくりぐるぐる回ってます。
そして、女性が触っている下腹部は物凄く腐乱してました。

私は懐中電灯を落としました。
それからは、真っ暗の中全速力で1階に走って行きました。
その時自分の体が非常に軽く、友人を担いでいるのに一切そういった負荷を感じませんでした。
恐らく物凄い物音をたてて降りてきたのでしょう。
1階にもどり、母屋から出た時、外で待っていた友人達は動揺してました。
そして、友人を担いでいる私の異様な姿を見て更に動揺してました。

3人+1人で車の場所に戻りました。
車のところにたどり着くと、
担いでいた友人はゲロを吐き意識が戻りました。
不思議な事に友人は一切あの部屋どころか、敷地に入った事も忘れてました。
ファミレスに向かい店内でようやく2階での出来事を話すと、担がれた友人は、
「え、じゃぁもう一回いかない?」
という始末です。
別にそのあと誰か事故にあったとか、病気になったなど一切なく、全然平気なのですが、
このエピソードはもじゃの中で1.2を争う恐怖エピソードでした。


怖いよ~もじゃのばかやろ~・ふっふっふまだまだいけるぜ!
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水の中で③ 一哉Ver

水の中で① 絵里Verを読む
水の中で① 一哉Verを読む
水の中で② 絵里Verを読む
水の中で② 一哉Verを読む

2005年 8月27日
PM01:15

右目からこめかみに衝撃がはしる。
視界が一気に左にずれた。
ずれたと思ったら、視界が地面に吸いこまれていく。
僕は吸い込まれまいと必死に耐えた。
が、吸い込まれた。

焼けたアスファルトが目の前にある。
熱い・・・
でも体が上手く動かない。

誰かの声が聞こえた。

???「一哉?」

絵里の声だ。

絵里「やだ、死んじゃうの?私殺人犯?あ、でも誰も見てない・・」
ボソボソと言っている。
絵里は僕が死んだら逃亡するつもりなのだろうか?
面白かった。

一哉「まだ死んでないよ・・・」
目の焦点が定まらない。世界がグルグル回る。
一瞬ドキッとした絵里の顔が視界に入った。
絵里「ごめんねーわざとじゃないの!絶対わざとじゃないの・・・ゴメンなさい!」
少し目のピントを上手く動かせるようになった。
絵里「やっぱり逃げようかしら・・」
小声で言っていた。
とりあえず大丈夫なのをアピールしよう。
一哉「ノックアウトってこういう感じなんだ・・」
そう言いながら無理して立ち上がった。
絵里は申し訳なさそうな顔で今にも泣きそうな顔だった。
目が回る症状は落ち着いた。
絵里「ホントゴメン!あの・・・そうだ!一哉ご飯食べた?
食べてないよね?ね?ね♪うん、じゃぁご飯食べよ!何でもおごちゃうわよ♪」
ごまかし方が可愛かった。

近くに自転車を停めると、ファーストフードへ向かった。
丁度行こうと思っていたので丁度よかった。

オーダは絵里に任せッきりだった。
セットメニューを頼んで席に着く。
絵里「ほんとごめんね・・痛い?」
一哉「う~~ん、まぁ平気かな?」
一哉「でも凄い確立だね、2日続けて偶然合うなんて。」
絵里「そうだね~以外と私の運命の人だったりして~♪」
冗談なのは判っていたが、なんか凄く照れくさかった。
僕は顔色を悟られまいと目を背ける。
恥ずかしがっているのを知られたくないので話しを振った。
一哉「絵里はあそこで手を振り回しながら何してたの?」
絵里「別にブンブン振り回してた訳じゃないけど、
お母さんがやっている音楽教室があって、そこの片づけを頼まれちゃってさ~」
一哉「この近くの二階建てのやつ?」
絵里「そ~そ~知っているんだ~。私中学生くらいまでその2階に住んでいたんだよ~」
一哉「ほんと近所だったんだね。」
本当に近所だった。もしかしたら絵里が今居る家も知っているかもしれない。
暫らくして、絵里がトイレに行った。
一人になった。
これってデートかな?
だとしたら始めてかも。
あ、でも只の謝罪か・・・
なんか自分の思考が面白かった。

??「あれ、一哉じゃん?」
振り返ると、クラスの男が2人いた。
胃が痛くなった。
クラスの男子1「登校拒否なのにこんなところで何やっているんだよ~?」
馬鹿にしながらそいつは話しかけてきた。
一哉「いいからあっちいけよ・・」
クラスの男2「大好きなかーちゃんとデート中なんだろ、ほっといてやれよ」
クラスの男1「そっか邪魔しちゃ悪いな。」
二人はオーダをしに行った。
並んでいる最中も何かゴチャゴチャ言っているのは判ったが、聞こえなかった。
暫らくすると、二人はテイクアウトして笑いながら店を出た。
きっと僕の事を話していたのだろう。
不安だった。

ほとんど2人組みと入れ違いで絵里が戻ってきた。
絵里「学校の子?」
一哉「うん。」
絵里は僕が元気が無いのを察したのか一生懸命話してくれた。
何とかその思いに応えようと話しに乗るがやはり集中できなかった。
なんとか気分を変えようと、トイレに行った。

手を洗いながら自分の顔を見た。
右のこめかみが腫れていた。
一哉(そういえば絵里、逃げようとしていたな・・)
思い返すと鏡に映る自分の顔が笑顔に変わっていた。
一哉(そういえば、昨日寝る前もこんな感じだったな。)
なんだか気分が晴れた。
絵里との出来事を考えると楽しい気持ちになる。
一哉(そういえば、片付けをするって言ってたな。聞いてみよう)

席に向かうと絵里は一人で「フフフ」と笑っていた。
席につくなり、
一哉「あのさ、絵里がこれから行く音楽教室の片付けついて行っていいかな?」
絵里「ほんとに?願ったり叶ったりよ~、うん、おいでおいで♪」
快く受け入れてくれて安心した。 

絵里「んじゃ、行くわよ♪レッツラゴー♪」
トレイを片付けながら絵里はそう言った。
一哉(レッツラゴー♪なんだろ?)
言葉の意味は判らないがレッツゴーの事だろうか?絵里の造語だろうか?

そうこうしている内に、音楽教室に着いた。
絵里は手際よく扉を開けると、中から物凄い温風が吹きだした。
だれも居ない為、密閉状態でエアコンも消えているので仕方がない。

二人で手当たり次第にエアコンのスイッチを入れて、
ピアノのある部屋で扇風機の前で待機した。

暫らくすると、絵里はジリジリと扇風機に近づいていく。
こちらを少し振り返りながら、ジリジリと更に寄っていく。
絵里が完全に風を遮断した。
暫らく様子を見た。
絵里が少し振り返った。
僕は体育座りしている絵里の所へ行き、両脇に腕を入れ
ズルズルと引きずって、元の位置まで戻した。
想像以上に体が軽かった。
ふと絵里の顔を見ると、ほっぺたを膨らませて、唇を突き出しむくれてた。

部屋を見回すと、この部屋の中心に立派なグランドピアノがあった。
一哉(こんなのがずっと欲しかったんだよなー。絵に描いちゃうほど・・・)
絵里「あ、そうだ、ピアノ弾いてみてよ♪見たいな~聴きたいな~弾くべきだと思うな~♪」
突然の大声に少しびっくりした。
でもその要望は嬉しかった。
絵里と自分の絵について話した時から、ピアノが弾きたいと思っていた。
一哉「いいよ。」

椅子に座ると、なんかとても落ち着いた気持ちになった。
何を弾くか・・そんな事は一切考えていなかったが、
指が勝手にパッヘルベルのカノンを弾きだした。
この曲が好きだった。
決して後ろ向きでは無いが、過去を慈しむような、
去った物・変わらない物を、今という自分の視点で尊む。
そして終わって欲しくない事を、先に進む為に自分の意思で終わらせる強さ。
終わる事と捨てる事は異なり、全てを吸収して新しい物になろうとする強かさ。
そういう印象をこの曲に持っていた。

無心で弾いていた。
気が付いたら演奏は終わる直前だった。
演奏が終わると、
絵里「すごーい、凄く素敵!なんか凄く感動した」
と言った。
自分の演奏を、上手いと綺麗といってくれる人はいたが、
感動したと言ってくれたのは初めてだった。
なんだか嬉しかった。

一哉「絵里もピアノやっていたんだよね?何か弾いてみてよ」
絵里「ええ~嫌だよ~一哉の後は弾きにくいよ~一哉凄いんだもん」
かなり絵里は躊躇していた。
一哉「じゃぁ、一緒に弾こう。」
そういうと、まるで絵里は人見知りの小さい女の子のように小さくうなずいた。
椅子を半分空けて、左半分に絵里が座る。
始めは確かめるように、猫踏んじゃった等を連弾し、
最後は二人で、歌いながら・踊りながら弾いた。
こんなに大きな声を出したのは久しぶりでとても楽しかった。

部屋の温度はすっかり下がっていた。
絵里「あ、2階掃除するの忘れてた~」
一哉「あ、そういえば・・」
絵里「楽しかったら、すっかり忘れてたぜい♪」

2人で2階に向かった。
2階の絵里の家族が生活していたと言うスペースは、
普通のアパートのような感じで、幾つかの生活スペースがあった。
生活感があったもの、明らかにあとから搬入されたであろう、荷物とが混在していた。
絵里は、生活感のあるものを一つ一つエピソード付きで説明してくれた。
とても楽しそうに話す絵里には悪いが、一言言わしてもらった。
それからの作業ペースは速かった。

目に見える範囲である程度の片付けは終わった。
絵里がおもむろに押入れを空けた。
中には大量のダンボールがある。
すこしゲンナリした。

二人で手分けして中を確認し、精査していく。
僕がダンボールの中を確認していると。
絵里「あぁぁぁ~」
一哉「???どうしたの?」
絵里「これ、妹の変わりに夏休みの宿題で作ってあげた奴だ。」
絵里「ほら、像のお腹の下に〔4年1組飯田早百合〕って書いてあるもん!」
一哉「なんか上手だね~」
絵里「ふふふ、当然よ!」

絵里はそういうと、いくつかの絵を眺めながら最後はソファーに座りだした。
美術室での絵里のキラキラした目を思い出すと、注意する気にはならなかった。
ある程度のダンボールの精査を終えて、僕は絵里の隣りに座り一緒に絵を観た。

何枚目の絵か覚えていないが、
〔父親〕というタイトルの絵を観てから、絵里の様子が変わった。 

一哉「どうしたの?」
返事はない、絵里の顔を見ると涙が溢れていた。
そして直に、何かを呟きだした。
絵里「違う、私はちゃんと愛してた。」
意味が判らなかった。次の瞬間絵里は声を上げて泣きだした。

えりは僕の方に泣き崩れてきた。
どうしていいか解らなかった。
でも、ただ泣き崩れる絵里が凄く小さくて壊れそうだった。
僕は絵里の背中に両手を回した。
まるで子供をあやす様に背中でリズムをとりながら、
壊さないように抱きしめた。
いつのまにか絵里は僕の両脇に手を添えてシャツを掴んでた。
僕は背中でリズムを取り続けた。

どれだけの時間が経ったか解らないが、絵里は泣きつかれて寝ていた。
僕は急に手持ち無沙汰になった。
子供のような寝息をたてて寝ている絵里を起こさないように、
そーと携帯をポケットから出し時間を確認した。
18時を過ぎていた。
携帯を見ていたら今日、ファーストフード店であった奴らの事が、
気になった。

いつものあのサイトに繋げた。



779 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/27
本日一哉君はマックで母親と楽しくデートしてました。

780 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/27
一哉の彼女は親父だろwww

781 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/27
  一哉ネタ飽きた・・・でも、詳細希望



うんざりした。
どうして解っているのに見たんだろ。
急に体の力が抜けた。
携帯を片手で握ったまま天井を眺めてた。

一哉(ふ~なんか眠いな・・)







2005年 8月27日
PM20:04

目が覚めた。
左の頬が気持ちよかった。
絵里のももの感触だった。
しかし寝ぼけていた為、それ以上の感想は浮かばなかった。
一哉「あれ?なんで膝枕?」
絵里「へへへ、こちらこそ膝枕ありがとね♪」
確か、絵里が突然泣き出して、携帯見て・・・
何故このようになっているのだろう。
携帯を手にした。

一哉「もう、7時過ぎているんだ。」
絵里「私がグズちゃったからごめんね」
一哉「いや全然気にしないで。」
本当に気にしてなかった。
むしろ自分が男として少し成長して誇らしげだった。
何より気になるのが、あんなに泣いていたのに、何だか元気になっていると言う事だ。
悟られまいと空元気だろうか?
あの絵を観てから様子が一変した。
あの絵に何があるのだろう。
僕はその絵を絵里の視界から遠ざける為に、
絵里と絵の間に割りこんだ。

絵里「一哉、お腹すかない?」
一哉「う~ん、空いたかな~空いているな~」
絵里「よし、行こう!お姐さん何でもおごっちゃう♪」
昼間のファーストフード店の事を思い出した。
一哉「あ、でもこの辺のお店は嫌だな。」
絵里「OK~OK~、じゃぁ車で行こう!」

二人で絵里の家に向かった。
思ったとおり見覚えのある大きな家だ。
お金持ちなのだろうか?
昨日とは違う車に乗り込み、車で30分程の店に向かった。
運転中、絵里はカノンを口ずさんでいた。


続く


水の中で③ 絵里Verを読む


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水の中で③ 絵里Ver

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2005年 8月27日
PM01:15

何が起きたか解らなかった。
突然の左手の衝撃。
私の進行方向のやや左に、
よろめきながら自転車がよたよたと徐行していく。

痛い・・・・

あの自転車に乗っている男に左手が当たったのだろうか?
男は、蛇行しながら・・・・・倒れた。

一気に眠気は覚めた。

絵里「ごめんなさい!」
私は駆け寄った。
返事がない・・・・

近寄ると倒れている男に見覚えがあった。
絵里「一哉??」
返事が無い・・・
目の焦点が合っていない・・・
絵里(やだ、死んじゃうの?私殺人犯?あ、でも誰も見てない・・)
私が内心そう思っていると、
一哉「まだ死んでないよ・・・」
ドキッとした。
心が読まれていると思った。
絵里「ごめんねーわざとじゃないの!絶対わざとじゃないの・・・ゴメンなさい!」
一哉の返事がなかった、まだ目の焦点があっていない。
絵里(やっぱり逃げようかしら・・)
一哉は少し笑顔で自分の体を確かめるように体を動かした。
一哉「ノックアウトってこういう感じなんだ・・」
そう言いながら一哉が立ち上がった。
絵里「ホントゴメン!あの・・・そうだ!一哉ご飯食べた?
食べてないよね?ね?ね♪うん、じゃぁご飯食べよ!何でもおごちゃうわよ♪」
返事はないが一哉の目の焦点は合っていた。
私は安心した。
自転車を近くに停めさせて、近くのファーストフードに向かった。

久しぶりにファーストフード店に来た。
別にそこまで健康志向というわけではないが、最近あまり口にはしていない。
なんとなく一哉に媚びたチョイスだった。

二人でセットを頼んで席に着いた。
一哉の右のこめかみ辺りが赤くなっている。
私の左手は何もなっていなかった。
絵里「ほんとごめんね・・痛い?」
一哉「う~~ん、まぁ平気かな?」
一哉「でも凄い確立だね、2日続けて偶然合うなんて。」
絵里「そうだね~以外と私の運命の人だったりして~♪」
冗談で言ったつもりだが、一哉は照れくさいのか目線を背ける。
落ち着かない様子で、ジュースを飲む一哉が妙に可愛かった。
一哉「絵里はあそこで手を振り回しながら何してたの?」
絵里「別にブンブン振り回してた訳じゃないけど、
お母さんがやっている音楽教室があって、そこの片づけを頼まれちゃってさ~」
一哉「この近くの二階建てのやつ?」
絵里「そ~そ~知っているんだ~。私中学生くらいまでその2階に住んでいたんだよ~」
一哉「ほんと近所だったんだね。」
それから暫くして、私はトイレにいった。


洗面台で手を洗っていると、左手少し痛む。
絵里(私本当に人を殺したら逃げちゃうのかしら・・)
一連の事を考えていたらおかしかった。
洗面台の鏡で自分の顔を確認した。
笑顔の自分がなんだか嬉しかった。

席に向かう途中、一哉が同級生らしき男の子と話しを終えたような感じだった。
男の子たちは店から出て行く。
絵里「学校の子?」
一哉「うん。」
なんだか元気が無かった。
私は元気付けようと、一方的にひたすら話した。
一哉も一生懸命話しに乗ろうとはしてくれるが、何処か上の空だ。
一哉がトイレへ行った。

ふと携帯に目をやると、昨日のメールが頭をよぎる。
一哉がいるときは気にならなかった。
絵里(はは、私恋したのかな?しかも14歳に・・・ウフ、ロリコンね私・・)
まるで他人事のように感じたが、なんだか面白くて笑顔になった。

一哉が戻ってきた、
一哉「あのさ、絵里がこれから行く音楽教室の片付けついて行っていいかな?」
絵里「ほんとに?願ったり叶ったりよ~、うん、おいでおいで♪」
思いがけない申し出だった。
唐突で少しびっくりしたが、その申し出は助かった。
トイレに行く前より、一哉の表情がいくらか明るくなっていた。

絵里「んじゃ、行くわよ♪レッツラゴー♪」
一哉は黙って付いてきた。

音楽教室に着くと、預かっていた鍵で扉を開けた。
教室内はいきなり物凄い熱風を吹き出した。
私も一哉も一瞬で汗ダクダクだ。
2人で手分けして店内のエアコンにスイッチを入れた。
温度が下がるまで間、ピアノの置いてある部屋で扇風機にあたった。
私が扇風機の風を独り占めしていると、
一哉は無言で私をズルズルと引きずり、私と扇風機を引き離し隣りに座らせた。
引き離した際、私の胸がわずかに一哉の腕に当たる。
一哉の腕は意外と男っぽかった。
不覚にもドキッとした。
一哉の方を見た。
まったくの平常心の顔をしていた。
絵里(気づかなかったのかしら?まったく嫌な子ね!)
私は心のなかでむくれてた。

暫らくして一哉が立ち上がる。
ピアノを眺めていた。
絵里「あ、そうだ、ピアノ弾いてみてよ♪見たいな~聴きたいな~弾くべきだと思うな~♪」
一哉「いいよ。」
思いの他すんなり承諾された。
一哉が椅子に座った。妙に大人っぽくか感じる。
意外と普通の顔をしていて緊張感などは感じなかった。

静かに一哉はピアノを弾き始めた。
パッヘルベルのカノンだった。
その演奏は、凄かった。
熱さも時間も忘れた。
演奏が終盤になると終わらないで欲しいと、心のそこから思えるくらいの演奏だった。
しかし演奏は終わりにさしかかる。
とても涼しい顔をして弾く一哉。
どうしてあんな普通の顔して、こんなに切ない演奏が出来るのだろう。
一哉は静かに演奏を終えた。

絵里「すごーい、凄く素敵!なんか凄く感動した」
静かな表情をしていた一哉が少し恥ずかしそうに笑った。

一哉「絵里もピアノやっていたんだよね?何か弾いてみてよ」
絵里「ええ~嫌だよ~一哉の後は弾きにくいよ~一哉凄いんだもん」
確かに一哉の後は弾き辛いが、理由はそれだけではなかった。
学生時代の事故の影響でどの程度右手が動くか不安だった。
日常生活にあまり不自由を感じる程ではないが、
自分の右手が前と違う。
その事実を直視せざる終えない状況には立ちたくなかった。

一哉「じゃぁ、一緒に弾こう。」
一哉は笑顔で言った。
あまりにも優しい口調だった。
私は無言でうなずいた。
一哉に椅子を半分ずれてもらうと、連弾をした。
演奏した曲は、森の熊さん、かえるの歌等幼稚な曲ばかりだが、
私は楽しかった。
時には二人で歌いながら演奏し、二人で飛び跳ねながら演奏した。
とても楽しい時間だった。

知らないうちに部屋の温度はすっかり下がっていた。
時間は午後4時を過ぎている。

絵里「あ、2階掃除するの忘れてた~」
一哉「あ、そういえば・・」
絵里「楽しかったら、すっかり忘れてたぜい♪」

2人で2階に向かった。
2階の部屋は懐かしさが半分、新鮮さが半分という感じだった。
見覚えのあるものも多いが、新たに運ばれた物も多く、
自分の知っている物を一つ一つ探していく作業もなんだかワクワクした。
私は1つ1つ一哉に説明して回った。
でも最後は、
一哉「片付け終わってからにしようか?」
と突っ込まれ、シュンとした。

部屋の中の不用品は大分まとめて1階に下ろした。
一哉がいてくれたので、作業効率は非常によかった。

私はおもむろに押入れを空けた。
全くの手付かずだ・・・
無数のダンボールが中につまっている。
中身は皆目見当も付かない。

二人で1つずつダンボールを開けていく・・・
中身を確認すると殆どが不用品と言っていいものだった。
私が何個めかのダンボールを開けると、
どこかで見た事あるような土粘土細工が出てきた。
象の粘土細工だ。意外とよく出来ている。
絵里「あぁぁぁ~」
一哉「???どうしたの?」
絵里「これ、妹の変わりに夏休みの宿題で作ってあげた奴だ。」
絵里「ほら、像のお腹の下に〔4年1組飯田早百合〕って書いてあるもん!」
一哉「なんか上手だね~」
絵里「ふふふ、当然よ!」
それ以外にも私と早百合の作品がダンボールの中からたくさん出てきた。
私はその作品や絵を1つ1つを丁寧に観た。
一哉はそんな私に今度は何も言わなかった。
いつのまにか、私は古いソファーに腰を下ろし作品をじっくり眺めていた。
一哉も気が付けば私の隣で同じように私の持つ絵を見ていた。

何枚目の絵だったの覚えていない。
私はその絵を見た瞬間に、体と心が凍りついた。

6年2組飯田絵里
その絵の作者だ。
タイトルは父親

その絵には明らかに見覚えのある男が描かれている。
私の知っているその彼とは少し年齢が違うが、
顔の全てのパーツが酷似している。
穏やかな雰囲気、誠実そうな人柄、優しい目。
彼を表現する殆どの物がその絵には詰め込まれている。
その絵に描かれている人は、

夫そのものだった。

私の記憶は物凄い勢いで小学校6年、
その絵を書き出した時を想起させた。

私は小学校6年の2学期の頃、家族を描くという課題を美術クラブの活動中にこなしていた。
父親がいないという事に子供ながら一定の割り切りはあった。
只、私はその時反抗期もあってか、母親としばしばぶつかっていた。
喧嘩により涙を流した事もある。
そんな時、父親がいれば・・・と強く感じる事もあった。
それ以前から、私の頭の中には父親がいた。
勿論実在しない理想の父親だった。
普段はその実在しない父親の存在だけで満足できた。
しかし、その課題を言い渡された時、喧嘩ばかりしてしまう母親を描く気になれなかった。
そして私は父を描いた。
長年私の中にいた父親を描いた。
母へのあてつけも含まれていたのかもしれない。

私は夢中で描いた。
今まで頭の中にしかいない自分の父親を描いた。
父親がいれば、してもらいたかった事。
父親がいれば、経験する事のなかった、悲しい気持ちを。
その時まで生きてきた、全ての父親への愛情とわがままをその絵に描いた。

そして完成したのは今私が見ている絵だ。

涙が出ていた。
彼の浮気以降ずっと苦しめられていた、
頭と心と体の喧嘩。
その頭が、音を立てて崩れていく。
彼との時間の中で紡がれていった鎖が勢いよく解れていく。
私の頭と心と体は1つになった。
涙が出た。

でもその直後から、津波のような罪悪感が襲ってくる。
私は彼に父親を感じていた。
私は一人の女として彼を愛していたのか?
私は彼自身を受け入れていたのだろうか?
私は彼の何を愛していたのか?
彼はそれに気づいていたのか?
私が彼を見ながら常に違うものを見ていたということを。
〔俺たちどうする〕
あの言葉が頭を駆け巡った。
必死に二人で過ごした数年を遡る。
その中で父親ではなく、彼個人を愛していたという事実が欲しかった。
〔俺たちどうする〕
必死に探した。
〔俺たちどうする〕
判らなかった。
何も判らなかった。
頭の中は完全にパニック状態だった。
私は知らないうちに声を上げて泣いていた。
気が付いたら、一哉にしがみついて泣いていた。

頭が痛い。



2005年 8月27日
PM19:52

私はいつの間にか寝ていた。
目を覚ますと私は、ソファーの上で一哉の膝枕だった。
一哉の手が私の背中に回っている。
私は泣きながら一哉にしがみついたのを思い出した。
体を起こすと、一哉は寝ていた。天井に向かって口をあけて寝ている。
疲れているのだろう。
私が起き上がったせいか、一哉が私の方に倒れてきた。
私は倒れてくる一哉の体を支え、一哉の頭を自分膝においた。
ゴトン!と音がした携帯電話だ。
一哉の顔を見る。
たまに見せる大人びた表情は無く、あどけない顔でぐすり寝ていた。
絵里(私が泣いている間ずっとそばに居てくれたんだね。)
一哉の髪を撫でながら思った。

父親の絵が視界にはいる。
必死で目を背けた。
さっきよりいくらか落ち着いたが、まだまともに考えられない。

私は一哉の携帯を拾っておこうとした。
起こさないように慎重に腕を伸ばし掴んだ。
掴んだ拍子にボタンを押した。
携帯のモニターには、



779 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/27
本日一哉君はマックで母親と楽しくデートしてました。

780 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/27
一哉の彼女は親父だろwww

781 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/27
  一哉ネタ飽きた・・・でも、詳細希望

見てはいけないと思ったが、遡って行くと、一哉への書き込みがたくさんあった。
私は携帯を閉じ、ソファーの肘掛の所へ置いた。

意外だった。
これだけ美少年で、ピアノも上手く、頭の回転もいい少年が、いじめられている事が。
一体何があったのだろう。

暫らくして一哉は目を覚ました。
一哉ははじめ自分の状況が理解できてなかった。
一哉「あれ?なんで膝枕?」
絵里「へへへ、こちらこそ膝枕ありがとね♪」
寝ぼけているのか、一哉はポーとした顔をしてた。
一哉が携帯を手に取ると、
一哉「もう、7時過ぎているんだ。」
絵里「私がグズちゃったからごめんね」
一哉「いや全然気にしないで。」

一哉に帰って欲しくなかった。今は一人居るのが嫌だった。
絵里「一哉、お腹すかない?」
一哉「う~ん、空いたかな~空いているな~」
絵里「よし、行こう!お姐さん何でもおごっちゃう♪」
一哉「あ、でもこの辺のお店は嫌だな。」
なんとなく理由は解った。
恐らく、さっき見た携帯の内容に関係しているのだろう。
絵里「OK~OK~、じゃぁ車で行こう!」

二人で家まで行き、車で出かけた。
昨日の教訓から、自分の車を出した。
運転中、知らないうちに
パッヘルベルのカノン
の鼻歌を歌っていた。

続く

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公開

こんばんわ、もじゃです。

今日はおばあちゃんの49日でした。
特にこれといった事件も、出来事も無いです。

あえて言うなら、父親に貫禄でたな~とういうくらいです。


もじゃの顔は完全にアジア系です。
しかし、
もじゃの父親は、あまり日本人ぽい顔はしてません。
スパニッシュ系?とにかくアジアの顔をしてません。

もじゃの父親は、友人の間では少し有名でした。
小学校5年くらいの授業参観日父親は来ました。
チラっと教室に現れました。
レイバンのサングラスをかけてます。
明らかに周りから浮いてます。
教室に1人、スパニッシュ系の大門がいます。
でも消えました。

授業が終わりました。
窓際がざわめいてます。

校庭に只一人・・・・

レイバンのサングラスをかけた男が、本気でバスケットやってます。
一生懸命一人で遊んでました。
生徒と教師と父母は釘付けでした。

時は流れ、もじゃが15歳専門学校の説明会。
もじゃはスパニッシュ系のレイバンをかけた男と、学校説明会?に行きました。
もじゃはプードルに色付けました。
スパニッシュ系のレイバンをかけた男はいつのまにかいませんでした。

案内もされていない、喫煙所でスパニッシュ系のレイバンを外した男は、
遠くを見ながらタバコを吸ってました。

もじゃは入学しました。
でも、もじゃは何故か少し有名でした。
15歳のもじゃは色々なお姉さまに聞かれます。
「お兄さんは入学しないの?」
「説明会にいた人もじゃ君のお兄さん?」
「お兄さん凄くかっこいいね」
みんな、スパニッシュ系のレイバンをかけたりする男に興味津々でした。
確かに、見た目は年の割には若いけど、
ここまでもてるとは意外で、もじゃは憤慨しました!
スパニッシュ系のレイバンをかけたがる男のイメージダウン作戦を展開しましたが、
効果は上がらず、それどころか
実際学校にいない人間のため、その話しはどんどん大きくなり、
殆どの人間は見た事ないのに、
伝説的なイケメン父ちゃんになりました。

まぁそんなスパニッシュ系の元レイバンをかけていた親父ですが、
すっかり年相応になりましたね。

んで帰り道、もじゃが自分の写メ撮りました。
初公開です、モザイク無しです。






























































44
もじゃが控えめすぎる!・期待外れだ!・意気地なし!
と、怒りを覚えた方は、怒りをポチポチにぶつけてください。



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中毒

こんばんわ、もじゃです。

今日のドラえもんは面白かったですね~。
さて、先日嫁が交通事故にあった記事を書きましたが、本日また事件が起こりました。
今度の相手は車ではありません。
おっちゃんでもありません。

今度の敵は・・・・ガスです。

今日昼ごろ、

〔頭痛が酷くて、夕飯を作れるか判らない・・・〕
というメールが来ました。

もじゃは
(可愛そうに・・明日おばあちゃんの49日なのに、無理して行かなければいけないから大変だな・・・)
と思いました。

そして仕事が終わりメールをすると、
すぐ電話がかかってきました。
嫁からです。
声だけはかなり元気でした。
どうやら仕事中パンを焼くカマで、吸気不足によるガス中毒が発生していたようです。
嫁の話しによると、同僚も次々と体調不良を訴えていたそうです。

危ないですね~、怖いですね~、
でも一番怖いのは、先人の格言です。

二度あることは三度ある・・・・・・


三度目の正直・・・・・

先人の方々も怖い事いいますね~
今週もう2回も命の危険に繋がる事象に遭遇した嫁。

大好きな嫁なんで、三度めは起きて欲しくないですね~
三度目が起きても、まんまと裏切って生き残って欲しい物です。

でも、嫁は死にそうになっても死なない気がします。
憎まれてる訳ではないですよ~
とてつもない長さと太さの生命線をもつもじゃが、
「嫁が死んだら死ぬぞこら!」
って気持ちで、運命や仏様やメシア様に脅しをかけてます。

と言う事で、このブログが予告無く何週間も更新がなければ、
手相占いなんて嘘っぱちです!

もじゃのピュアラブに感動した人
もしくは呆れた人は、オハナの下のポチポチお願いします。

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戯れ

こんばんわ、もじゃです。

今嫁とベット上で遊んでいました。
遊んでいたといってもアダルトな内容ではありません。
ベットの上で倒立したり、ダイブしたり、投げつけあったりしていました。

私もじゃは75~80キロの間です。
ベットの上で、某宗教団体の教祖様の得意技
空中浮遊を連続でしていたところ、ベットの中央のはり?が折れました。

まだ買って3ヶ月程度です。
楽しい戯れが一転し、現在二人とも無口です・・・

KC3A0018.jpg

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ゾンビ自衛隊

おはようございます、もじゃです。
先日は皆様の暖かいコメント&ポッチポチありがとうございました。

さてさて、今回は久しぶりの邦画です。
【ゾンビ自衛隊★★☆☆☆】

ZO.jpg
はい、普段洋画しか見ない人は絶対めぐり合えない作品です。
でも別に巡り合うも必要はありません。
もう見ての通りです。
あれ?髭男爵?

話し的には、ある日青木ヶ原の樹海にUFOが落ちます。
墜落したUFOから、変な放射能のせいで、死体が蘇ります。


んでもって、てんやわんやあって、
演習中の自衛官x3(綺麗な女・髭男爵・もやしっこ眼鏡)
死体を埋めにきたチンピラ(チンピラ=スカジャンです)
ワガママなモデル(脱ぎません)
妊娠中の愛人の頭をカチ割って殺害した、ペンションのオーナー(普通の営業マン風)
以上の6名(多分)でペンションに立てこもります。
きっと予算が物凄く限られていたのでしょう。
まず立てこもるペンション。
床と壁一面がビニールシートで保護されてます。
借り物を汚すまいとする精神偉いです。

新生児ゾンビが出てくるのですが、動きません。揺れますけど。
まるで、人形の足の部分をもってカメラの見切れている位置でブルブル手で揺らしてるだけでしょう。
優れた揺さぶり職人の技術の高さが伺えます。
たまに優れた跳躍力を発揮しますが、
まるで手で放り投げられているかのような、素晴らしいリアリティ。
全編を通して、一生懸命グロテスクな描写を撮ろうとしている姿勢が涙を誘います。

そして、ジャケットの女の子実はロボットです。
たしか愛国心が高まるとバトルサイボーグになります。
でも、腕をもがれるまでロボットらしいこと一切ないです。

そこからは、ゾンビをバスバス倒して、
帝都大戦の加藤みたいなゾンビが出たりします。

感想?感想は一人でみないでください。
絶対黙って見れる映画でないので、一緒にTVに向かい突っ込んでくれる人がいないと、強い孤独感が襲ってきます。

寝起きですぐ書いたもじゃの記事に、手抜き感が否めない・・・
と思う人はポチポチでやる気を引き出してください。


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困った時のオハナ頼み・・・・
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水の中で②一哉Ver

水の中で① 絵里Verを読む
水の中で① 一哉Verを読む


2005年 8月26日
PM23:50

目の前の全裸の女の人は前かがみの状態だ。
僕は意識的に女の人の目だけを見ていた。それ以外の目のやり場は無かった。
数秒の間僕は沈黙した。
なんて答えればいいか解らなかった。
一哉「ごめんなさい」
何故かこんな言葉が出た。そして僕の目線が泳いだ。
女の人が僕の目線の変化に気付くと凄い勢いで、
両手で胸を隠した。
そして、1拍子置いて、今度はしゃがみこんだ。
女の人「君、ここで何してたの?」
女の人は、僕の年齢を見た目である程度察したのか、
いくらか優しい語り口になっていた。
でも目は不信感で一杯の目をしてた。
一哉「あの・・僕もプール入っていたんです。
こっちの小さいプールで休憩してたらアナタが来て、
そしてアナタが裸になっちゃったから出にくくて・・」
ふと女の人目線を追うと、僕の下腹部にたどり着く。
僕は反射的にうつ伏せの状態になり、上半身を仰け反りながら女の人を見た。
女の人は気まずそうな顔をした。

女の人「んと~、じゃぁ~とりあえず私、服着るから後ろ向いていて。」
一哉「はい」
体を反転させながら答えた。
女の人「いいって言うまで見ないでね!」
一哉「はい」
声はさっきより遠くから聞こえた。

女の人に背を向け校庭の方をみていた。
一哉(!!!)
一瞬校庭に光が走った。
校庭に目を凝らす。しばらくしてまた光った。
その光は、あちこちを照らしながら移動している。
懐中電灯の明かりだ!

あの女の人がフェンスを堂々と登ってきたから、警備会社か警察が来たんだ。
一哉「誰かきました!」
振り向きながら伝えると、女の人は困った顔をしていた。まだ何も着ていない状態だ。
女の人「こらぁ~!みるな~!!」
女の人が一際大きな声を上げた。
200メートル位先の光がこちらに2つ向けられた。
女の人「え!何?何?」
流石に女の人も気付いた。
二つの明かりは、迷うことなくこちらに駆け足のリズムで踊りながら迫ってきた。
時間が無かった。
僕はプールから出て、裸の女の人の方へ向かう。
女の人「え、ちょっと、え?」
自分の服で体を隠しだす。
女の人の腕を引っ張った。
女の人「ちょっと、何考え・・・」
一哉「こっち!!」
言い終わる前に、小さく強い口調で女の人に伝える。
女の人「あ、ちょと、あのね・・・」
女の人は、何か言いかけたが、シブシブ私に引っ張られていった。

更衣室側に向かい、自分の服をもって校庭側からは死角になる進入した経路でプールから出た。
しかし、警備員達がこっちに向かっている為、ここで身を隠すのは危なかった。
女の人はプールの方をずっと気にしてる。

僕は女の人の手を引っ張りながら、体育館の裏を通り、美術室に向かう。
美術室の低い位置にある換気用の窓が割れてずっと直されてないということは知っていた。
しかし、そのままかは自信が無かった。
他の選択肢見つからないので、二人で丸裸のまま美術室にむかった。
あまりにも当たり前のように裸で行動しているので、裸という意識も薄らいでいたかもしれない。

美術室に着くと思った通り、換気用の窓は割れていた。
割れた箇所から手を入れ、ロックを外す。
自分でも驚くほど手際が良かった。
女の人も口にはしないが、感心している様子だ。

僕が先に入り女の人が後に続く。
美術室の中は少し蒸し暑いが、一息つくには問題は無い程度だった。
僕は振り返った、
女の人は、洋服を右手に握ったまま体は隠してなかった。
その女の人の体は、薄暗い月明かりでとても綺麗に見えた。
僕は我に返り、急いで顔を背ける。
女の人は僕が見ていたことに気付いていない。
物珍しげに美術室に飾ってある絵を見ていた。
女の人も自分が裸であることを再認識し、洋服で体を隠した。
女の人「えっと、じゃぁ~ゴメン。また後ろ向いていて。」
一哉「あ、はい。」
女の人「・・・・・・・・・・・」
何か言っていたけど聞き取れなかった。
次に僕が着替えて、ようやくお互い直視できる状態になった。

とりあえず、進入したのはバレている状態だから
1時間ぐらいはここに隠れることで事で話しは着いた。

女の人「何で警備の人達きたんだろ~ね。誰か見てたのかな?」
僕は原因を言うかどうか迷ったが伝えた。
女の人「ええ?そんなのあったかな~?まぁいいか。」
本来なら、誰かのせいで裸で逃げ回る羽目になったから
文句の1つも言いたいけど、初めて生で見た裸に、むしろ得したくらいの気持ちになっていた。

月明かりしかない部屋で、
女の人は、展示されている絵をじっくり眺めて回っている。
一哉「やっぱ、小学生の絵って何ていうか、拙いですね。」
女の人「え~?違うよ~、大人になるとどんどんこういう絵が描けなくなるんだよ~
この時期にしか描けない、混ざり気の無い素直な絵は大人になったら描けないんだから~。」
一哉「そういうものなんですか?」
女の人「その時に一番感じた事、特徴的だった事。欲しい物・好きな物。
そういうのを全部一気に描けるのって大人じゃなかなかできないよ~」
一哉「なんか説得力ありますね、言われてみればそんな風にもう描けないかもしれませんね。」
女の人「でしょ~♪だから、みんな始めは芸術家なんだよ~」
女の人の言うことに僕は凄く納得した。

僕は入ってきた通気用の窓から頭だけを出して様子を伺った。
とりあえず、懐中電灯の明かりや、足音は聞こえない。
聞こえてくるのは、美術室から聞こえる女の人の足音だけだ。
再度部屋の中を見た。
女の人は相変わらず無数に展示されている絵を、暗がりの中一生懸命見ている。

僕は側にいった。
1つの見覚えのある絵が眼に止まる。
一哉「あ!」
女の人「ん?」
一哉「これ僕の絵だ。」
女の人「え?どれどれ~♪」
僕は、やや上段に展示されている絵を指差す。
それは立派なグランドピアノの絵だ。
女の人「へ~セリザワ、カズヤ君?」
一哉「はい。」
女の人「私は、飯野絵里です♪」
口角をキュッと上げて、笑いながら絵里は話した。
絵里「一哉君ピアノ大好きだったでしょう?」
一哉「ん~確かにその時は、どんな楽譜でも弾けるような気がした。」
一哉「だから、その時はピアノを触れるのが楽しくてレッスンが待ち遠しかったな。」
絵里「うんうん♪いいね~、なんか絵から凄くピアノが好きなのと憧れみたいのを感じるよ。」
一哉「憧れですか、確かにそうですね・・」
僕は含み笑いで答えた。

確かこの絵を描いたのは夏休みの宿題だ。
課題の内容は【家にあるものを描いてくる】
というものだった。
家にあるのはアップライトの古いピアノで、
こんなに立派な物は買える家ではなかった。
僕は小学生の頃からこんな事を言っていたのかと思うと笑えてきた。

絵里「一哉君、ピアノはまだやっているの?」
一哉「最近までやっていたんだけんどやめちゃいました。」
絵里「え~もったいな~い、かっこいいのに。」
これ以上僕とピアノの話しを続けるのが嫌だったので、話しを振った。

一哉「えっと、飯野さんは・・・」
絵里「絵里でいいよ~」
一哉「絵里はピアノやっていたんですか?」
絵里「ピアノやっていたの?でいいよ~♪」
一哉「絵里はピアノやっていたの?」
なんだか呼び捨てにするのは照れくさかった。
絵里「やっていたよ~高校入るまでね。お母さんがピアノの先生やってたから必然的に」

その後僕たちは、色々な話しをした。
家が以外と近いこと・母校が一緒な事。
彼女の年齢が23歳であること・同じような家電が壊れたこと等・・・
始めは気恥ずかしかった呼び捨てももう慣れた。
話し込んでいる内に二人の髪はすっかり乾いていた。

一哉「そろそろ行きますか?」
絵里「そうだね~明るくなってからだと目立つし。」
二人は入ってきた通気用の窓から外に出て、
僕は開けた時と逆の手順で窓を閉めた。
校庭の方へ向かう。

一哉「絵里は歩きでここに来たの?」
絵里「違うよ、車で・・・・」
絵里の足が止まった。
絵里は、ジーパンのポケットをほじくり返している。
絵里は、無言で必死にジーパンのポケットをほじくり返している。
絵里「鍵ない・・・」
絵里は泣きそうな顔で僕の目を見つめている。
一哉「・・・・・・・」
絵里「・・・・・・・」
一哉「一緒に行こうか?」
絵里「うん!ありがとう!」
とびきりの笑顔だった。

今この時点までの道のりを逆走することにした。
さっき閉めた美術室に再度入る。
かなり必死に探したが見つからない。
暗がりとい事もあってか、捜索は以外と大変だった。

プールに向かうと、絵里は、
絵里「一哉は絶対ここで待っていて!」
と言った。
理由を尋ねたけど、「いいから!」の一点張りだった。
プールの方から、バシン!バシン!と不思議な音がした。
暫くしてプールの方から、「いいよ~」と絵里の言葉が聞こえて向かった。
プールは見晴らしがいいので捜索は容易に思えたが見つからなかった。

次に絵里がよじ登った周辺を、センサーに気をつけ注意深く捜索したが見つからない。
結局裏門から、美術室まで2往復したが、鍵が見つからなかった。

諦めて二人で校門に向かった。
絵里「まいったな~お母さんの車なんだよね~・・自分の車で来ればよかった・・・」
一哉「車どこに停めたの?」
絵里「あっちのコンビニ」
絵里は裏門の奥を指す。
一哉「じゃぁその途中であるかもしれないから探そう」
絵里「うん、一哉って優しいね。」
好意的な言葉に僕は照れた。

裏門を二人でよじ登り、コンビニまでの道のりを注意深く歩いた。
しかし結局見つからずコンビニに辿りついた。
一哉「とりあずコンビニで何か飲み物買って来る。」
絵里「うん・・・」
コンビニの中は、昨日の落雷で冷たいもの等は全滅だった。
コンビニから出ると、絵里がこちら見ている。
一哉「どうしたの?」
絵里「なんでもない!なんでもないよ!」
様子がおかしい。
一哉「本当にどうしたの・・・・・あ!」
絵里のいる運転席側に駆け足で近寄る。
絵里は駆け足で、トランク側に回る。
追っかける。
絵里逃げる。
追っかける。
絵里逃げる。
車を2週した。
絵里「怒らない?!」
一哉「解らない!」
絵里逃げる。
一哉「怒らない!」
絵里立ち止まる。
僕は絵里の所に歩み寄った。
絵里の右手に鍵が握られていた・・・
絵里「ごめんなさい・・・・」
フェードアウトしそうな口調だった。
その話し方が可愛く思えたのもあったが、
今までの全てがおかしくなって、僕は笑いながら膝が崩れた。
シュンとした顔の絵里も笑い出した。
絵里「本当にごめんね、この償いは絶対するから・・」
と笑いながら話した。

それから暫くコンビニの前で、ぬるいミネラルウォーターを飲みながら談笑した。
帰りは絵里に車で送ってもらった。
左ハンドルの車に乗ったのは初めてだった。
家の近くで降ろしてもらい。
一哉「今日はありがとう。」
絵里「こちらこそ、ありがとう。」
二人で笑いあいながら手を振って別れた。

自室に戻ると、今夜あった色々な事を思い出した。
初めて見た裸。
久しぶりに人とたくさん話した事。
美術室のピアノの絵。
ドアに指しっぱなしだった鍵。
ベットの上で思い出し笑いが止まらなかった。
また、絵里と会えればいいと思った。

今日は気持ちよく寝れそうだ。



2005年 8月27日
AM08:23

朝母親の声に起こされた。

母親「一哉ちょっと起きて」
一哉「何?」
物凄く眠かった。
母親「ちょっとおばあぁちゃんの所に行って、色々手伝ってあげてほしいの」
事情を聞くと、
一昨日の落雷でおばあちゃんの家の家電も壊れ、
その選別と壊れた物を屋外に出すのを手伝ってほしいとの事だ。
確かに一番暇な僕に頼むが妥当な内容だった。

眠気を覚ます為、シャワーを浴びて支度をした。
その間も昨日の夜の出来事を思い出していた。
つい、笑顔になってしまう。

支度を済ますと自転車でおばあちゃんの家に向かう。
自転車で15分くらいの距離だ。
おばあちゃんは一昨年おじいさんと死別し、
体のほうは元気だが、年寄り一人ではやはり無理な事も多い。
度々力仕事などをしに通っていた。

おばあちゃんの家に着くと、朝食を出してもらった。
朝食を食べ終わるとまず家電の選別に取り掛かった。
この作業は以外と短時間で済んだが、問題は家電の搬出だった。
冷蔵庫・洗濯機等の搬出を一人で行うのに苦労した。
どちらもそれ程大きな物ではないが、やはり一人でやるにはきつかった。

結局全て終わるのが、午後1時を回っていた。
おばあちゃんから、「これで何か食べてね」と2千円もらった。
帰り道言われた通り、なにか食べようと思い駅前の方に自転車を走らせた。

駅前に向かう通りを自転車で走っていると、フラフラ歩いている女性がいた。
一哉「病人かな?」
減速して横をすり抜けようとした。
女性の腕が顔面めがけて迫ってきた。
バキ!
顔面に衝撃が走った。



続く。
水の中で②絵里Verを読む

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水の中で②絵里Ver

水の中で① 絵里Verを読む
水の中で① 一哉Verを読む

2005年 8月26日
PM23:50

目の前の少年は、私を見つめている。
恐らく人だろうけど、幽霊かもしれない。
さっき発した私の問いに、何か答えようとしているが中々言葉にならないようだ。
少年「ごめんなさい」
少年は言った、その直後少年の目が泳いだ。
絵里「!!!」
絵里(私、裸じゃない!)
私は慌てて両手で両胸を隠した。
見事に手のひらに収まるのが悔しかった。
絵里「!!!」
絵里(もっと大事なところ丸見えじゃない!)
私は勢いよくしゃがみこんだ。
とにかくこの少年が人間である確証が欲しかった。
絵里「君、ここで何してたの?」
少年はモジモジしている。
少年「あの・・僕もプール入っていたんです。
こっちの小さいプールで休憩してたらアナタが来て、
そしてアナタが裸になっちゃったから出にくくて・・」
確かに少年の話しは筋道が立っていた。
私は一応少年の足を確認する。
足があれば人と確信し安心して話せる。
足はあった、
絵里(あら?ヤダ、この子も丸見えだわ、フフフ)
少年は私の目線に気付いて、凄い勢いで体を反転させた。
絵里(ヤバイ!変態と思われたかしら・・・
でもいいのよ私だってあちこち見られたし引き分けよ)
頭の中で必死に自分への弁護をした。

絵里「んと~、じゃぁ~とりあえず私、服着るから後ろ向いていて。」
少年「はい」
従順に少年は体を反転させ背を向けた。
なんだか、かわいらしかった。
服が置いてある場所まで戻り
絵里「いいって言うまで見ないでね!」
と言うと
少年「はい」
と、同じように従順な対応が可愛かった。

私は脱ぎ散らかした洋服を着ようと思っていた。
しかしいきなりつまずいた。
パンツが見当たらない!
今日履いていたのは、黒い綿パンだった。
年相応に、大人の光沢のある奴を履いていれば、反射で解ったかもしれないが、
私の黒い綿パンは暗闇と同化していた。
絵里(なんてこと・・・ちゃんと大人な下着を着けていればよかった・・・
そもそもちゃんと脱いだらたたんでおけばよかった・・・)
私は途方に暮れながらも必死でパンツを探した。

ふと、小さいプールに目をやると少年が振り返った。
絵里「こらぁ~!みるな~!!」
私は少年に威嚇した。
その直後視界の端に、光が動くのを感じた。
随分遠くに光が二つ見える。
絵里「え!何?何?」
私はパニックになった。
少年の方を見ると、張り詰めた顔で私に迫ってくる。
絵里「え、ちょっと、え?」
私は落ちている洋服で体を隠したが、完全に頭がパニック状態だ。
少年は力強く私の左手を引っ張る。
女の人「ちょっと、何考え・・・」
一哉「こっち!!」
と私が言い終わる前に彼が言った。
なんだか男らしい感じだった。
しかし私はパンツが無い。
もし、今向かって来ている連中がここを懐中電灯で捜索したら、パンツが見つかってしまう。
何より、神聖な小学生のプールパンツを放置して帰るなんて・・・
絵里「あ、ちょと、あのね・・・」
なんとか事情を説明したかったが、少年は躊躇無く私の手を引っ張り続ける。
絵里(小学生のみなさんパンツ放置してごめんなさい・・)
心の中で謝罪すると、私は少年に引っ張られるままついていった。

少年は更衣室の側で自分の服を回収し、校庭から死角のルートを的確に迅速に選び、
プールから脱出した。
絵里(もう、あのパンツは二度と履けないのね・・・)
別にお気にいりでは無かったが、名残惜しかった。
少年はまた手を引っ張った。

切迫した状態とはいえ、自分が丸裸で学校内を走り回り、一緒にいる人間も丸裸で、しかも少年。

私は走りながら笑っていた。
見覚えのある建物が出てきた。
確かあそこは美術室だ。
少年は慣れた手つきで、割れた窓から手を入れてロックを外した。
あまりの手際のよさに一瞬彼の素行を疑った。

少年が先に侵入する。
少年のお尻が丸見えだ、先に入っていたら大変なことになっていた。
美術室の中は少々蒸し暑かった。
最初に目に付いたのが、美術室の壁一面に張ってある生徒たちの絵だ。
その展示されている量の多さに目を奪われた。

私は我に帰り、裸の自分を見た。
咄嗟に服で隠し、
絵里「えっと、じゃぁ~ゴメン。また後ろ向いていて。」
少年「あ、はい。」
手を引っ張ている時の男らしさはどこかに消え、また従順な少年の態度がかわいらしい。
絵里「ジーパンでよかったわ・・・」
私は小さく独り言を言った。

次に少年が洋服を着た。
きっと少年はパンツを履いているのであろう。
なんだか羨ましかった。
絵里「何で警備の人達きたんだろ~ね。誰か見てたのかな?」
私はふいに疑問に思った事を言った。
少年は答えずらそうだった。
しかし、可能な限り私が傷つかない言葉で、センサーの存在を教えてくれた。
気まずくなった。私のせいで少年は、丸裸で学校中を走り回るはめになったのだ。
絵里「ええ?そんなのあったかな~?まぁいいか。」
思いとは裏腹に私はとぼけてみた。

私は美術室に飾ってある絵が気になった。
月明かりの薄暗い中であまりよく見ないが、
どれも個性豊かで羨ましいほどの自由な絵だ。
私が1つ1つ丁寧に絵を見ていると、
少年「やっぱ、小学生の絵って何ていうか、拙いですね。」
絵里「え~?違うよ~、大人になるとどんどんこういう絵が描けなくなるんだよ~
この時期にしか描けない、混ざり気の無い素直な絵は大人になったら描けないんだから~。」
少年「そういうものなんですか?」
絵里「その時に一番感じた事、特徴的だった事。欲しい物・好きな物。
そういうのを全部一気に描けるのって大人じゃなかなかできないよ~」
少年「なんか説得力ありますね、言われてみればそんな風にもう描けないかもしれませんね。」
絵里「でしょ~♪だから、みんな始めは芸術家なんだよ~」
少年は私の意見に納得してくれているようだった。
私は大学で教員課程も取っていた為、実際に教師になっていたら、
生徒ともこのような話しをしたのだろか?
今とは違う自分の今を想像し、少し楽しくなった。

私は相変わらず絵を見ていると、
少年は外の様子を確かめる為に窓から頭を出していた。
隙のない少年だ。見た目以上に大人に感じるし、頭もいいのだろうと感じる。
暫くして少年がまた私の側に来た。

少年「あ!」
絵里「ん?」
少年「これ僕の絵だ。」
絵里「え?どれどれ~♪」
私はこの隙のない少年が描く絵に強い興味をもった。
少年が指を刺す先には、グランドピアノを少し離れた場所からの視点で書かれていた。
絵の左下に名前の書いてある。
絵里「へ~セリザワ、カズヤ君?」
少年「はい。」
そういえばある意味、裸の関係なのに名前は知らなかった。
絵里「私は、飯野絵里です♪」
少しぶりっこしてみた。

一哉のピアノの絵は、
暗がりでも解る位ピアノのインパクトがあり、
そのピアノへの強い憧れのような物も感じた。
絵里「一哉君ピアノ大好きだったでしょう?」
一哉「ん~確かにその時は、どんな楽譜でも弾けるような気がした。」
一哉「だから、その時はピアノを触れるのが楽しくてレッスンが待ち遠しかったな。」
絵里「うんうん♪いいね~、なんか絵から凄くピアノが好きなのと憧れみたいのを感じるよ。」
一哉「憧れですか、確かにそうですね・・」
彼は一瞬目をそらしたが気にしなかった。
絵里「一哉君、ピアノはまだやっているの?」
一哉「最近までやっていたんだけんどやめちゃいました。」
絵里「え~もったいな~い、かっこいいのに。」
本当にそう思った。
これだけの美少年がピアノをやっていれば確かにかっこいい。

一哉は、一呼吸いれ、
一哉「えっと、飯野さんは・・・」
なんだかそう言われるとムズガユイ。
絵里「絵里でいいよ~」
一哉「絵里はピアノやっていたんですか?」
やっぱりムズガユイ。
絵里「ピアノやっていたの?でいいよ~♪」
一哉「絵里はピアノやっていたの?」
少し戸惑いながら言う少年に私は顔がにやけた。
絵里「やっていたよ~高校入るまでね。お母さんがピアノの先生やってたから必然的に」
私も当時ピアノは好きだった。今でも好きだ。
でも高校に入ってから彫刻の魅力にハマリそれ以降お遊び程度に触るくらいだった。

それから私たちは色々な話しをした。
家が同じ学区内であること。
昨日の落雷で同じような家電が壊れたこと。
そして一哉は14歳であり。私は23歳であると嘘をついた。
あわよくばと思いついた嘘だったが、思いのほかすんなり受け入れられた。
このような他愛もない話しだが私はとても楽しかった。

一哉「そろそろ行きますか?」
絵里「そうだね~明るくなってからだと目立つし。」
少し名残惜しかったけど明るくなってからでは危険だと感じた。
二人は入ってきた通気用の窓から外に出て、
一哉は開けた時と逆の手順で窓を閉めた。

校庭の方へ向かう途中
一哉「絵里は歩きでここに来たの?」
絵里「違うよ、車で・・・・」
私は心臓が止まるかと思った。いや止まったかもしれない。
ジーパンのポケットに手を入れる。
小銭入れしかない。
全てのポケットに手を入れる。
ガムの包み紙しか出てこない。
私は一哉を見つめた。
この暗闇の中、一人でプールに入ったくせに美術室へ行くの怖かった。
絵里「鍵ない・・・」
一哉「・・・・・・・」
絵里「・・・・・・・」
一哉「一緒に行こうか?」
しょうがないな~と言う感じの顔で、少し笑顔で言ってくれた。
絵里「うん!ありがとう!」
一哉君言い男だわ・・絶対長男ね!
と私は思った。

あるとすればプールか美術室だ。
辿った道を逆に辿っていく。
美術室に再度入ると、物が多いせいか思いのほか探し辛い。
それでも一通り探したが見つからなかった。
私たちはプールへ向かった。
そして思い出した。
一哉を先にプールに進入させる訳にはいかなかった。
あそこには確実に、生き別れた私の綿パンがある。
履いているパンツを見られるのはまだいいが、
脱いだパンツを見られるのはなんだか恥ずかしい。
プールの側で、
絵里「一哉は絶対ここで待っていて!」
と強い口調で言った。
理由を聞いてきたが私は答えなかった。

時間はあまり無い。急いで探さなければ・・・
その時鍵のことは忘れていた。
私は、プールサイドにうつ伏せになり見渡した。
かすかに隆起している箇所を発見するとそこに向かう。
あった!私の黒い綿パンだ。
もう会えないと思っていたパンツだが、これをどうした物か・・・
ポケットに入れるには大きすぎる。
やっぱり履くしかない。
私は、勢いよくパンツをバシン!バシン!はたくと、
人生で最速のスピードで、
ジーパンを脱ぎ
パンツを履き
ジーパンを履いた。
少し息が切れた。
絵里「いいよ~」
一哉がやってきた。
私は息切れが悟られまいと必死だった。

2人で暫く探したがやはり鍵は見つからない。
よじ登ったフェンスもセンサーに気をつけながら探したが見つからない。
一哉は文句も言わず、裏門から、美術室まで2往復付き合ってくれた。
本当にいい男だ・・・
結局鍵は見つからなかった。

いい加減に私は諦め、二人裏門へ向かった。
絵里「まいったな~お母さんの車なんだよね~・・自分の車で来ればよかった・・・」
私は心で泣きながらぼやいた。
一哉「車どこに停めたの?」
絵里「あっちのコンビに」
私は裏門の奥を指す。
一哉「じゃぁその途中であるかもしれないから探そう」
確かにその可能性もある。
私は、この出来すぎた14歳の優しさに感動した。
絵里「うん、一哉って優しいね。」
一哉はノーコメントだった。

裏門を二人でよじ登り、コンビニまでの道のりを注意深く歩いた。
しかし結局見つからずコンビニに辿りついた。
一哉「とりあずコンビニで何か飲み物買って来る。」
絵里「うん・・・」
私は絶望しながら運転席を見た。
ドアに何か挿さっている。
絵里「!!!!!!」
言葉失った。
2時間くらい必死に探したのにドアに挿しぱなしだった。
しばし呆然と鍵を見つめる。
一哉「どうしたの?」
私は咄嗟に鍵を抜いた、何時間も捜索につき合わせた結果
挿さっていましたとは言えない!
絵里「なんでもない!なんでもないよ!」
私は冷静を装った。
一哉「本当にどうしたの・・・・・あ!」
一哉が近寄ってくる。
本能的に逃げた。
追って来る一哉。
逃げる私。
追って来る一哉。
逃げる私。
絵里「怒らない?!」
私は聞くだけ聞いてみた。
一哉「解らない!」
ダメだ怒られる。逃げよう。
絵里逃げる。
一哉「怒らない!」
私は足を止めた。
うつむきながら鍵を見せた。
絵里「ごめんなさい・・・・」
私は申し訳ないやら、情けないやらで一哉の顔が見れなかった。
こらえる様な笑い声が聞こえた。
目を向けると一哉が地面に膝を付きながら、必死に笑いをこらえている。
その様子がおかしかった。
私もおかしくなって笑った。
一哉もこらえ切れずに声を上げて笑い出した。
何がそこまで面白いか解らないけれども、今夜起きた事、
それは、今までに経験した事ないかなりマレな経験に笑いが止まらなかった。
絵里「本当にごめんね、この償いは絶対するから・・」
と笑いながら話した。

それから暫くコンビニの前で、ぬる~いミネラルウォータを飲みながらおしゃべりした。
一哉をついでに家まで送った。
楽しかったので、本当はこのまま連れまわしたかったが、
相手の年齢を考えるとそうもいかない。
一哉の家の近くで降ろし、2人とも笑いながら手を振って別れた。

帰りの車内私はずっと思い出し笑いをしていた。
こんなに心の底から笑ったのは何年ぶりだろう?
腹筋が痛い。
一哉にまた会いたいと思った。

家に着き妹の部屋に入る。
妹は帰ってきていない。
朝帰りだろうか?
ベットの上の携帯に着信を知らせるランプが点灯している。
携帯を見ると、夫からのメールだ。
1秒前まで躍動していた気持ちが一気に沈静化した。
メールを確認する。




ただいま、そっちは大丈夫?
ニュースでかなりの被害が出たと言うから、
心配でメールしてみました。
それと話し変わるけど、
俺たちこれからどうする?




短いメールだった。
でも私の気持ちを揺さぶるには十分なメールだった。
(俺たちこれからどうする?)
彼に限って言えば、これは決して投げやりなメールではなかった。
彼は浮気をした。
そして自ら打ち明けた。
そして許しを懇願した。
そして今、(俺たちこれからどうする?)
きっとこれが彼の愛し方、そして償い方なのだろう。
彼は全ての罰を受けるために、別れという安易な解決を選ばなかったのかもしれない。
もし、彼が許しを懇願しなければ、今頃離婚しているだろう。
彼は全ての選択肢を私に残した。
そしてどのような結果も許容する準備は出来ている。
彼の広すぎる献身的な愛が私を揺さぶる。

またあの時間がやってきた。

〔寝れない時間〕私の頭は心と体と喧嘩する。
私はこの時間が大嫌いだ。



2005年 8月27日
AM11:55

結局明るくなるまで寝れなかった。
浅い眠りを何度も繰り返した。

お母さんの声がする。
母「絵里おきてる?」
絵里「寝てる・・・」
母「よかった、ちょっと頼みたい事があるのよ。」
絵里「・・・・・」
母「昔住んでた駅前の教室の2階あるでしょ?」
絵里「・・・・・」
母「今物置みたいになっているけど、今度寮として使うから、
必要な物あれば取ってきて欲しいのよ。」
絵里「・・・・・」
母「返事は?」
絵里「・・・・」
母「働かざる者?」
絵里「・・・・・」
絵里「食うべからず・・・・」
母「お願いね♪鍵置いとくから」
居候は辛い・・・・

目を覚ます為にシャワーを浴びた。
ふと、昨日の夜の事を思い出す。
顔がニヤケル・・・・
パンツを履く時、意図的に光沢のある物を選んだ。


結局支度が終わるのに1時間以上かかった。
家を出る時は、1時を回っている。
私は駅前で駐車場が見つからないのも面倒なため、歩きで向かった。
精々10分程度の距離だ。

昼を回っている為外の日差しは物凄かった・・・
寝不足と強い日差しのせいでフラフラする。
フラフラしているという自覚が沸くと余計にフラフラ歩いてみたりした。
アクビが止まらない。
私は歩きながら伸びをする、
バキ!
左手に衝撃が走った。



続く。
水の中で②一哉Verを読む

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目撃者

こんばんわ、もじゃです。

少々体調を崩しました。
でも、そんな事はどうでもいいです。
面白くもなんともありません。

今日お話したいのは、
先日お友達の、
jhoncosuさんや、スーパーサイドバックさん
が記事で取り上げた、某牛丼チェーン店、吉野YAの事です。

いつの話しか失念しましたが、今年の事でまだワイシャツで過ごせた時期だと思います。

私は、帰りが遅いと解っているときは、遅い時間にご飯の支度させるのも嫁に悪いので、
外食で済ませます。
その日は、帰り道に吉野YAがあるのでそこで済ませようと思いました。

0時近くだったと思います。
客は私だけです。
店員は二人いました。

カウンター席の一番奥に座り、
もじゃ「牛丼並たまご」
私のいつもの定番です。

接客した店員は、
オーダを中の上司(先輩?)らしき人物に伝えます。
私は携帯をいじって、ふと厨房を見ます。

奥の上司らしき店員が、白っぽいタッパーをレンジに入れます。
もじゃ「!!!」

レンジはどの席からも見えない場所にあるようですが、
扉が開いた時に扉だけ見えました。

しかし、その中身が私のオーダーした牛丼とは限らないので、
様子を見ました。
んで、ちょっと相手の反応を確かめる為、厨房に一番近い席に移動します。

上司の店員が私の挙動に気付きました。
下っ端店員とアイコンタクトをとっているように見えました。
下っ端店員は私と厨房の前に立ち、持ち帰り用の容器の整理を始めます。

イラっとしました。
なんか2対1のこの状況にイラ!としました。
この状態では、レンジを開けるところが見えません。

上司店員はレンジの場所に向かいます。
まん前に下っ端がいます。
もじゃ勢い良く立ち上がる!
下っ端焦って厨房に振り返る!
186~188センチのもじゃには丸見え!
タッパー取り出した。
下っ端私を見る。
もじゃ、下っ端が余計な事を上司に伝えないように、静かに店員を見つめる。
厨房を見る。
勢い良くドンブリにかけ、さえバシのようなもので、ドンブリ内の体裁を整える。
もじゃ静かに座る。
上司一切気付かず。
下っ端、目が泳ぎながら
「牛丼お待たせしました・・・」
と様子を伺いながら運んでくる。
もじゃ、仏陀の如き、静かな目で下っ端を見据える。
逃げるように去る下っ端。

厨房に下っ端が戻ると、上司に伝えた模様。
動揺した感じで振り返りもじゃを見る。
もじゃ、仏陀の如き、静かな目で上司を見据える。
厨房が内の動揺が見て取れる。
それ以降、全ての作業が白々しく感じる。

店内は以前3人の世界。
ドSのもじゃは、今にも何か言いそうなオーラをバシバシ出しながら、確かめるように牛丼を食す。

何か言っても良かったが、既にもじゃの勝利は確定している。
会計は下っ端が行った。
厨房を見ると上司が私を見ている。

もじゃ、聖母の如き、静かな笑みで店を出た。



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作詞家

こんばんわ、もじゃです。

30分くらい前にかえってきました。

嫁「天然酵母だよ♪」
嫁「国産小麦だよ♪」
嫁「なんでもかんでも○○♪」
嫁「らんららんらららん♪」

と、ご機嫌でした。

もじゃ「その歌はなに?」
と聞くと。

嫁「○○の歌」(←嫁の勤務先のパン屋)
と言いました。

どうやら頼まれもしないのに、店のCMソングを作ったようです。
CMなんて流せる規模ではないのに・・・

事故の後遺症でしょうか?
なんだか耳に残ります。




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接触

こんばんわ、もじゃです。

えっと、一昨日ですかね~。

嫁が車と衝突しました。

まぁ全然無事です。

ちとアザ作ったくらいです。


嫁はパン屋で働いてます。
パンが好きなんで楽しそうです。
パン屋の朝は早いです。
4時くらいに家をピュ~と出て行きます。

一昨日の朝4時電話がありました。
私は電話に出ました。奇跡ですね、目覚ましでも起きないのに。

んで、電話の内容は車と衝突したから来てくれとの事です。
声は元気そうでした。

でも肝心の場所を聞くの忘れました。
途方に暮れかけていたら、家のまん前の横断歩道の先で、運転手らしき奴と話しています。

横断歩道を渡り、2人の元へ向かうもじゃ。
顔が微妙にひきつりだす運転手。

正直、平日朝のもじゃはチンピラのような風貌です。
ダルンダルンのスウェットに品の無いパーカーを来て、スニーカーを履きつぶし、
眠い為目も座ってます。んで頭がもじゃってます。
186~8センチのもじゃが、品の無い服着て、目が据わった状態で、
しかもぶつけた相手の旦那だから、おじさんは動揺してました。

もじゃはスマートな程、紳士的に免許書を預かり写メ取って、おじさんを解放してあげました。
連絡先は嫁が聞いてたので、さよならバイバイです。

家に帰って聞くと、最初に嫁が青信号を渡ろうとしたら、勢いよく左折していった車がいて、
カチンときた嫁は、
「二台目は絶対通さん!」
と負けずに信号を渡ろうとして、2代目に当たったそうです。
最初おじさんは逃げそうなオーラを出していた為、嫁は当たって倒れる程ではなかったのですが、わざと車のまん前に倒れて足止めしてやったそうです。
んで、後続の車もきてプチ渋滞になったため、なくなくおじさんは車から降りてきたそうです。

流石嫁です。
そういう、めざとく胆の座った嫁が好きです。



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ボスの逆鱗

こんばんは、もじゃです。

以前、私の今年の目標をお話ししましたが、それと同時に、同僚が先にデビューしてしまうことも書きました。
今回は、同僚のレビューを、そのまんまお伝えします。

E氏は友人2人と秋葉原に行きました。

そのうち一人は、メイドカフェ経験者です。
E氏は萌え萌えジャンケンを経験して、もじゃを悶絶させようと思っていたらしいが、
それは超人気店で混んでいるらしい。

ということで、手ごろな店に入店。

E氏のコメントでは、メイドさんは普通にかわいかったらしい。
んで、気になる客層は、
サラリーマン風1割
ニート風1割
普通の人2割
残りは全員常連風だそうです。

E氏は、常連風の特徴を挙げてくれました。
平均年齢17~年齢不詳迄

以下装備の普及率
リュックサック95%以上
紙袋80%以上
おしゃれ眼鏡ではない眼鏡80%以上
リストバンド60%以上
ゲーセンの景品のような時計40%
色白100%
アニメのキャラクターグッズ90%(ストラップ等)
等が挙げられるそうです。

E氏と友人計3人は店内に入ると、
「おかえりなさいませ、ご主人様♪」
と迎えられる。
席に着くとメニューを置かれ、飲み物のオーダーを取る。
3人はとりあえずコーヒーを頼む。
メイド去る。

去ったメイドに、いかにも特等席と言わんばかりの所にいた、
上に挙げた条件を全て満たす、年齢不詳・職業不詳のご主人様が、

「○○ちゃ~ん」
胸焼けするほど素敵なスマイルでメイドに手を振る。
「またシュークリーム買って来たから食べてよ~」
「冷蔵庫に入っているからさ」
そうメイドに告げると、E氏の方を見ながら誇らしげにニヤける。
E氏笑いをこらえる。

E氏テーブルの上のメンバーズカードの説明文を見る。

*ご主人様会員入会金1500円
*1000円毎に、10Pのポイント。
*1ヶ月間で、300P貯まったご主人様はゴールドメンバーズカードに。
*3ヶ月間で、1000P超えたご主人様は、プラチナメンバーズカードに。
カードのランクによって、メイドの提供するサービスの幅が広がるらしい。
一緒にオムライス食べたり、ポラで写真が取れたりなど。

E氏のテーブルにコーヒーが運ばれる。
E氏の一番下のランクだと、ガムシロ入れてくれる程度らしい。

ガムシロを入れてくれている背のちっちゃい童顔のメイドさんが、
「皆さん若いですね♪」(E氏30歳)
その会話を発端に、E氏のテーブルの周りで、
3人のメイドさんと話しがはずみ、5分ほどおしゃべり。

でも、E氏はその5分間が楽しくて仕方がなかった。
メイド達とのおしゃべりもさることながら、E氏はずっと気付いていた。
職業・年齢不詳のご主人様の、無限の憎悪に満ちた眼差しを。

不詳のご主人様はE氏を睨み付ける。
E氏はテンション上がり、余計に話しを盛り上げる。

不詳のご主人様、かなり激しい貧乏ゆすり開始。
E氏わざとメイドさんに耳打ち。

不詳のご主人様、タバコに火をつける。
しかし、灰皿に火のついたタバコがあるのを気付き急いで消す。
E氏「俺は見てたぞ」と言わんばかりの笑みを送る。

不詳のご主人様、含み笑いで財布から何かを取り出す、
テレホンカードくらいの大きさのカードで、顔を扇ぎだす。
E氏目を凝らす。

白金色のカードを確認。
E氏笑いをこらえきれず大爆笑。椅子から落ちる。
流石に、友人2人も気付き吊られて大爆笑。
メイド三人は、気まずそうにE氏のテーブルから離れる。

不詳のご主人様「あとでさ~みんなでオムライス一緒に食べようよ~」
とご満悦な顔で、E氏に一層誇らしげなスマイルを発射。
E氏鼻垂らす程爆笑。

以降、不詳のご主人様は事ある毎にプラチナカードを、さりげなく、あからさまにE氏に提示してくれたそうです。

私は今年中に、このような大物と対戦しなければならないのか。
と、少し怖気付きました。
勝てる気がしません。

スーパールーキー

おはようございます、もじゃです。

先日jhoncosuさんの記事で息子さんの少年野球での活躍の記事がありました。
その記事を読んで思い出したことを書きます。

18年以上前、東京のとある少年野球チームに、
メンバー全員の期待を大いに背負ったのっぽがチームに入ります。

別に何処かのチームから移籍とかではありません。
のっぽが野球凄い上手いと、6年生の新学期に学校中に知れ渡りました。

その根拠は、5年生の終わりに遡ります。
のっぽはサッカーしてました。
その隣りでは野球をしているグループがありました。
サッカーといっても6人位でするたいした事ない規模です。
そのうちサッカーは1人抜け、奇数になったので、野球に混ぜてもらいました。

そして野球に参加して適当なポジションを守り、試合が開始しました。
のっぽは天才でした。
周りから見れば今で言うイチロー並だったと思います。
全打席スーパー長打!
完璧な守備、(横っ飛びとかしちゃってます)
正確な送球!

完璧です。完全に一目置かれました。
その日の内に3~4つのチームからお誘いを受けました。
でものっぽは、即決しません。
みんなは、のっぽの秘密を知りませんでした。
のっぽも気分がいいので誰にも言いません。

のっぽは数日して、父親にあるものをおねだりしました。
そして暫く時間がたち、のっぽは一番家から近いチームに入団しました。

物凄い待遇でした。チーム全員で家まで迎えに来ました。
完全にスーパールーキーの扱いです。

まずは守備です。
チームメイトA「んじゃのっぽちゃん、ファースト守って」
のっぽ「おう!」
チームメイトA「あ、そこがいいならそこでいいや」

チームメイトB「のっぽちゃんいったよ」
フライが上がった。
のっぽ「おう!」
危なっかしい状態でキャッチ。
そしてファーストに全力送球!(練習のため、ランナーはいない)
チームメイトC「え!」
のっぽ「むっ?」
チームメイトC「いや・・OKOK」
のっぽ「おう!」

打撃練習

チームメイトA「んじゃ始めにのっぽちゃんいこうか。」
のっぽ「おう!」
チームメイトA「あれ、のっぽちゃん?左利き?」
のっぽ「おう!」
バッターボックスを移動する。
1球目ファール 2級目ファール 3級目ストライク
バットを強く握りピッチャーの動きに集中する俺、(次は打つ!)
チームメイトA[あれ、のっぽちゃんもう、アウトじゃない?・・・・」
のっぽ「お、おう!」

次チーム内の練習試合
守備
のっぽの所へフライがくる。
落球
のそのそと球をとりにいく、
先頭打者は2塁に悠々と到着。
のっぽ球を掴み、ファーストに全力投球!
チームメイトD「え!」
走る先頭打者、3塁へ。
チームメイトD「なんで、ファーストなの?」
のっぽ「むっ!」
チームメイトD「なんで、ファーストに投げるの?」
のっぽ「お・・・・おう!」

そろそろ皆気付きだした。
そうです。


わたし、この世に生を受けてから今日が二回目の野球です。
ルールなんて解りません。
ポジションは、キャッチャーとピッチャーしか解りません。

学校での野球、奇跡です。
全部偶然です。
少し前に始めてのグローブを父に買ってもらったくらいです。
皆がとった球をファーストに投げるから、
とったらそこに投げる物だと思って投げていただけです。
そもそもファーストが何処か解りません。
学校では、全打席ヒットだったから、ファールの概念なんて知りません。

それからの時間は、スーパールーキーのメッキがどんどんハゲて行きます。
はじめは、「ドンマーイ」と言っていた奴らも。
しまいにゃ、怒鳴るようになりました。

野球が1秒単位で嫌いになっていきました。
野球なんて嫌いです。
まぁそのあと、ちゃんと続けましたけどね・・・

とまぁこんな感じの思い出です。
細かい台詞は覚えてませんが大体こんなかんじでした。

水の中で① 絵里Ver


2005年 8月25日
PM22:12

東京都西部に雷注意報が発令される。

東京都の最西の市、八王子市。
その中でも西の方に存在する朝倉町の外れにある一軒家が私の実家だ。
その時私は、妹の部屋のPCに向かいブログの更新をしていた。

言ってみれば私は出戻り状態だ、
夫とは別居中である。
きっかけはよくある夫の浮気だ。
それ以上の事は考えたくない。
だから私は自分や周囲に聞かれると、
〔よくある夫の浮気〕で説明をつける。

若い女の声「お姉ちゃ~ん、雷警報だって~。」

部屋の外から話すのは、彼女は私の5つ下の妹だ。
昔から私を慕ってくれている。
私も昔から愛して止まない、友人のような妹だ。
今年美大を卒業する。

私「えぇぇぇぇぇ!!!パソコン、コンセント抜いた方がいい?」
妹「お姉ちゃ~ん」
笑いながら部屋に入ってこようとしている。
妹「ブレーカがついているからだい・・・・」
妹が話し終わらないうちに、世界が白くなる。
そのほとんど同時に爆音が響き渡り世界が暗闇に包まれた。
妹のかん高い悲鳴が聞こえた。
私はびっくりしすぎて声も出なかった。
数秒後に
女性の声「貴方達大丈夫?」
下の階から大声で安否を確認する声が聞こえる。
声の主は母親だ。

母親は、音大を卒業し当時付き合っていた彼氏の子供。
つまり私を妊娠し、入籍せずシングルマザーとして私を育てあげた。
妹とは異父兄弟だが、お互い自分の父親を知らない。
母の実家が経済的に裕福であるため、音楽教室を開いた。
今では都内に8校あり、何もしなくてもそれなりに遊んで暮らせるお金は入ってくるらしいが、趣味で個人的なレッスンをしている。

私「だ~いじょ~ぶ」
大丈夫な精神状態ではなかったが、儀礼的にそう答えた。
待っていれば、母が迎えに来てくれると思っていたが、いつまで経ってもこない。
それどころか妹迄いないのでシブシブ真っ暗な世界を一人で歩いて、下に降りた。

下につくと妹は、携帯の明かりで母とブレーカーの操作をしていた。
私「点きそう?」
母「ダメみたいね・・・」
妹「停電?」
私は玄関に向かい扉を開けた。
町の明かりがない。向かいの家の中で懐中電灯の明かりだけが動いていた。
私「ここらへん全部停電みたい」
母「しょうがないわね、まぁみんなお風呂も入ったし今日は寝ましょう」


私は妹の部屋に戻った。
一応私の部屋は残っているが、一人が怖かったため一緒に寝てもらった。
あんなにかん高い悲鳴を上げときながら、妹はスヤスヤ寝ている。
落雷のせいか、私は寝れなかった。

睡眠と覚醒の間の、微妙な〔寝れない時間〕私はこれが大嫌いだ。
この時間、一年前から只の苦痛でしかない時間。
彼が浮気をしたことを自分から打ち明けたあの日からだ。


私の名前は、飯野絵里
彼とは私の在学していた美大の先輩後輩の関係だった。
私は彫刻科をとっていた。
彼はデザイン系を専攻していたが、旅行サークルでしりあった。
物腰が柔らかく、とても誠実な印象だった。
親睦を深めるにつれ、お互いの身の上や過去の恋愛等様々な事を話すうちに惹かれあった。
彼の過去の恋愛は壮絶だった。
正式に付き合うようになってからすぐ事件は起きた。

私は交通事故に遭った。
意識不明だった。
2日間寝ていたらしい。
幸い命は取り留めた。
しかし右手に麻痺が残った。
絶望した。
彫刻を作るにあたり利き腕の機能が損なわれた。
致命的だ。
自分で言うのもなんだが、回りから将来を期待されていた。
作品の評価も高かった。
しかし自分が思い描いた将来が突然消え去った。

でも彼は諦めなかった。
嫌がる私に無理やりリハビリをさせ、
退学することも許さなかった。
只厳しいだけではなく、日常で私が不便を感じぬよう、一緒に暮らしてくれた。

麻痺が残っている間、私は休学した。
その間に彼は卒業してインテリアのデザインの仕事に就いた。
在学中も、就職してからも、彼は私の為に尽くしてくれた。
絶対的な慈愛を受けていた。
父親を知らない私が言うのもなんだが、それは父親のような揺ぎ無い愛に感じた。
そして私は決心した。
私は妻になることを決めた。
プロポーズは私からした。
何故か私が指輪を買った。
なんだか悔しいがどういう訳かそうなった。

結婚生活は、幸せそのものだった。
彼は才能を発揮し、かなり自分の自由な完成で設計できるようになっていた。
彼は私の意見も聞いてくれて、私のアイデアを受け入れてくれる。
いつの間にか、彼の夢は私の夢になっていた。
私は彼の夢に乗った。

そんな彼が去年、自分の浮気を打ち明けた。
ショックだった。
彼は許してほしいと懇願した。
私は彼を許した。
許さない訳にはいかなかった。
今までの彼から受けた愛が、許さない事を許さなかった。

しかし、理屈で彼を許容しようとしても
心と体は今までのようにはならなかった。

彼の浮気が発覚してから、数ヵ月後。
彼が私を求めてきた。
頭では受け入れようとおもった。
でもダメだった。
涙が溢れた。
溢れた涙が止まらなかった。
涙が出たのはそれ以降ずっとだった。
いつの頃か、彼の一つ一つが許せなかった。

彼を愛しいと思う反面
それが完璧で無い事実。
完璧など無いのは判っていた。
しかし、その大きな綻びを現実に目の当たりにすると。
彼のその汚れた過ちが、過去にまで広がり全てが霞んでしまう。

彼に対する態度は徐々に冷たく、関係は儀礼化してきた。
彼はそんな私にも代わらぬ愛情で接してくれた。
彼は罪滅ぼしのつもりだったのか、
私の気持ちの変化に気付きながらもその愛情は耐えることがなかった。
私はそれが辛かった。
心と体が覚めても頭で彼を愛そうとしている自分が辛かった。
だから1ヶ月前に逃げ出した。

〔寝れない時間〕私の頭は心と体と喧嘩する。
私はこの時間が大嫌いだ。













2005年 8月26日
AM9:00


いつの間にか寝ていた。
部屋の蒸し暑さで目を覚ます。
妹はまだ寝ている。
エアコンは動いていない。
でも携帯の充電ランプはついていた。

母親が部屋に入ってくる。
母「ここの部屋はエアコン付く?」
絵里「ん~つかな~い」
母「やっぱりね~なんか昨日の落雷で家電がダメになった家が多いらしいのよ」
絵里「なにが壊れたの」
母「それをこれから調べるのよ」
私は妹を起こし、家中の家電を調べた。

エアコンは全滅。炊飯器とテレビと冷蔵庫が壊れていた。
母と電気屋に行った。

私の運転で町の量販店に行った。
物凄い混雑だった、恐らくみな昨日の落雷でやられたのだろう。
冷房のコーナーに行くと一際混雑している。
私はここで、扇風機を買った。
最後の扇風機をゲットできた。

炊飯器と冷蔵庫を持って帰り、エアコンとTVは早くても1週間後
らしい。お金持ちの母は全て即決で買っていた。
実に頼もしい。

家に着き、炊飯器が無い為外食をした。
妹は、彼氏とデートだといって外食をキャンセルした。

家に戻り妹の部屋のPCを点ける。
立ちが上がりネットを開く・・・・
もう一度クリック・・・・・
確認の為にクリック・・・・
繋がらない。
色々見てたら、モデムが落雷でやられていた。
流石にこれは見落とした。

ブログの更新が出来ないのは辛い。
心がドロドロに汚れてきても、
ブログの記事を書くことで、
本来のポジティブな自分を取り戻せた。

携帯での更新を試みてみた。
部屋の蒸し暑さもありイライラしてきた。
1つの文章を作成するのに非常に時間がかかる。

絵里「あぁぁぁぁあぁ!!!!」
私は携帯をベットに放り投げ、車の鍵と財布
を持ってコンビニへ出かけた。

コンビ二に着くとエアコンは動いてなかった。
アイス・ジュース・プリン・・・・・
全滅だ。
絵里「使えないコンビだわ!」
と小声でいう。
コンビニを出ると、この近くに自分の母校があるのを思い出した。

絵里(何年前だろ?まだあるのかな?)
無性に気になり、車を置いて母校の小学校に向かう。

直ぐにたどり着いた。
学校の裏門の前に来ると、校舎の色や体育館等が変わっていて、何よりプールの位置が変わっていた。
絵里(なんかプール新しいな~ずるいな~)
私は気になってしょうがない。
新しいプールが見たくて仕方がなかった。
一応周りを見渡して、学校に進入した。

学校の中は静まり返っていた。
バスケットボールのゴールの低さ。中途半端なサイズのボール全てが懐かしかった。
プールにまっすぐ向かう。
全然超えられそうなフェンスだった。

私はフェンスをあっさり登った。
絵里「以外とまだまだ動けるものね~。29歳舐めるなよ」
私は良く独り言を言う。

プールは想像以上に綺麗だった。
月明かりしない状態で水面は少々不気味さはを感じるが、
この暗がりがロマンチックとさえ感じた。

プールサイドでサンダルを脱ぐ。
腰を下ろし足をプールにつけてみた。
絵里「ああ~んきもち~♪」
思わず声が出た。
足を水面でバタつかせながら、一人でキャッキャ言っているわたし。
絵里(どうせ誰もいなし入っちゃおうかな)
そう思ったらもう止まらなかった。
一応周囲を見渡して、勢いよく服を脱ぎ散らかした。
もう我慢できない。
絵里「とう!」
私は勢いよく、躊躇など全く無くダイブした。
派手な水しぶきが起こった。

絵里「あ~なんか久しぶりに泳ぐな~」
私は凄く上機嫌だ。

何分泳いだか解らないが、少し疲れたのでプールから上がる。
目線をプール方に向けると、もう1つ小さめのプールがある。

絵里(ふふふ、制覇するわよ)
小さめのプールに向かう。

丁度脱ぎ散らかした服の辺りで異変に気付く。
なにかプールの中にある。
絵里(ゴミかしら?)
それは少し動いた。
私は怖気づいた。
女性「え?・・・・え??え?え?」
絵里(違う!何かの頭だ)
女性「まさか河童?」
つい口に出た。ビビリながら目を凝らして近づく。
絵里(人?霊?いや幽霊だ!)
目線ギリギリ水面に出してじっとしてる。
絵里(人?!男?)
絵里「え!あなたなに~?!」
私は狼狽した。
その男はゆっくり顔を上げた。
男というより、まだ微妙に少年だ。
中性的な顔をして綺麗な顔をした少年だった。
目が合った。

続く
水の中で①  一哉Verを読む

水の中で① 一哉Ver

2005年 8月25日
PM22:12

東京都西部に雷注意報が発令される。

東京都の最西の市、八王子市。
その中でも西の方に存在する朝倉町の高台のマンションの一室で、14歳の少年がうつろな目をしながらゲームをしてる。
それが当時の僕だ。




若い女の声「カズ~、雷警報だって~。ゲーム止めないとプレステ爆発するかもよ~」
と冗談交じりで、ドア越しに話しかけてきた。
声の主は、僕の姉だ。
僕は、あえて姉の言葉が聞こえない振りをし沈黙する。
女の声「今更雷警報なんて遅すぎるわよね~。
もう1時間前から雷鳴りっぱなしなのに・・・朝倉町は東京じゃないのかしら」
と、皮肉を言う。
声の主は僕の母親である。

姉「雷とかマンションに直撃したら電化製品とか壊れないかな?」
母「昔、おじいちゃんの家に落ちた時はコンセント繋がっていた家電が全部ダメになったから怖いわね・・・」
僕は、母親が話し終わるのと同時にドアを開け、
僕「そうならない為に、ブレーカーやヒューズがあ・・」
僕が話し終わらないうちに、世界が白くなる。
そのほとんど同時に爆音が響き渡り世界が暗闇に包まれた。

母と姉の悲鳴が聞こえた。
男の声「落ちたのか?」
僕の父親の声だ。
父親は、入浴中だった。
暗闇の為解らないが、恐らく全裸であろう父は躊躇なくブレーカーのある玄関に向かった。
カチ カチ カチ
明かりはつかない。
虚しくブーレーカのスイッチ音が響く。
僕が父親の手元を照らす為に、携帯電話をもってブレーカに向かい携帯の液晶で照らす。
ブレーカは全てのスイッチがONを示していた。
そして父はやはり全裸だった。
僕は携帯を父親に渡すと、玄関の外に向かった。
マンションの10階からの景色は、いつもの光景から明かりを奪っていた。
どうやら地区単位で停電のようだ。
父「とりあえず、仏壇のろうそくを点けて、今晩は携帯と蝋燭ですごすしかないな。」
僕は部屋に戻った。


僕は寝付けなかった。
おもむろに、携帯をとる。
鳴らない電話だ。家族以外にもう何ヶ月も鳴っていない。
来るのは迷惑メールのみだ。
家族以外誰とも話さない電話。
家族以外誰にも伝えない電話。

僕の使用用途は一通りしかない。
今日も自分から憂鬱になりにそのサイトにつないだ。


759 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/25
一哉の彼女母親説www

760 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/25
まじ!K・T先輩かっこよすぎ!

761 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/25
  一哉って誰?wいたっけそんなの?w


僕「ふぅ」


僕は芹沢一哉
中学2年生だ。
僕は、学校に登校していない。
もう3ヶ月になる。まぁその内の1ヶ月夏休みだ。

きっかけは僕がついた、どうでもいい下らない見栄から付いた嘘からだった。
僕は軽音楽部に所属していた。部員数は6名と少ないが、
僕は小さい頃からピアノをやっていたこともあり、その特技を生かせる部活で楽しかった。
当時、部員全員私以外は彼女がいた。
私はその事を馬鹿にされ、
「俺には、年上のモデルの彼女がいる。」
そんな見え見えの嘘をついたのが始まりだった。
その話しはどんどん広まり、皆嘘と承知で会わせろと行ってくる。
さっさと白状していしまえばよかったのだが、ムキになってどんどん嘘を上塗りをしていった。
最後は全てが嫌になり学校に行かなくなった。
同時にピアノのレッスンも辞めた。

それから数日して、学校裏サイトに自分の事が書かれていたのを知った。
それ以来、そのサイトを日課のように眺めてる。
最近は僕への書き込みは減ってきたがそれでも一日数件はある。
わざわざ、鬱になりにサイトへ接続する。
自分がどう思われているか気になって仕方がなかった。
なかなか寝付けない。



2005年 8月26日
AM10:00


知らない内に眠っていた。
父「一哉、電気屋行くから付いてきてくれ」
僕は話が読めなかった。

父が言うには、朝方電気は普及したらしいが、炊飯器・エアコン・TVが付かない。
どうやら壊れたらしいと言うこと。
私は自分の部屋のエアコンのスイッチを付ける。
反応がない。
TVを付ける。
反応がない。
どうやら、漏れなく私の部屋の家電も壊れたらしい。
他にも電球等も点いたり点かなかったりするようだ。

僕は父親と一緒に車で電気屋に向かった。
久しぶりの遠出だ。
遠出と言っても、近所のコンビにまでしか何ヶ月もいっていない僕にとって、ということだ。
台風一過で物凄い晴天だった。

電気屋に着くと今まで見たことが無いような混雑振りだ。
一番の驚きは、扇風機が売り切れていた。
エアコンは壊れても、直ぐに取り付けが出来ない為、みな扇風機を買っていくらしい。

それからいくつかの店を回り、電球・炊飯器・小さな扇風機を1つ
買って帰宅する。
帰宅するまでの間、久しぶりに父親とたくさん話した。
物静かな父親だが、僕を気にかけてくれているが伝わる。
たくさん話したが、学校に行かない理由については触れなかった。

その夜、昨日は嵐だったので気づかなかったがエアコンが無い部屋と言うのはとても寝苦しかった。
扇風機は両親の部屋に設置された。

いつものように携帯を取る。
でも何故かサイトに繋げる気が起きない。
暑さのせいか、それともいい加減に懲りたのか解らないけど、僕は携帯を置いた。
僕は気晴らしでコンビニへ行くことにした。
時刻はPM22:40だった。

外は、家の中よりも全然涼しかった。
今日外出したせいか、体も何故か調子が良く変に力がみなぎっていた。
近くのコンビには明かりがついていなかった。
多分、昨日落雷で致命的な何かが壊れたのであろう。

仕方が無いので、2番目に近いコンビニへ向かう。
誰もいない細い道を通り、雑音の聞こえない世界はとても気持ちが良く気分が高揚してきた。
コンビニへ行く途中、母校の小学校がある。
かなり古く、築30年は経っているらしい。
懐かしくなり、学校の周りの道をぐるっと回る。
プールが視界に入った。

周りを見回す。

気分が高揚しているせいか、躊躇無く学校に進入した。

プールの近くまで行くと、更衣室の方から遠回りしてプールサイドに向かう。
直接行くとセンサーに引っかかる。
小学校の用務員が在校中教えてくれた事だ。

用心深くプールサイドに向かうと、プールに足を浸した。
灼熱の熱帯夜から足先だけ開放された。

暫く足を浸していたが、いい加減手持ち無沙汰だった。
周りに民家は無い。
誰もいない。

僕はおもむろに服を脱ぎ全裸になった。
脱いだ服を更衣室側にもって行くと、プールサイドに戻り
ゆっくりプールに体を沈めていく。
全身が暑さから開放される。
久しぶりに体を動かしたせいか、体は運動を欲していた。
僕はゆっくり25メートルのプールを泳ぐ。
何分泳いだか解らないが疲れたので、低学年用の水深が凄く低いプールに移動し、ジャグジーのように浸かりながら空を眺めていた。
本当に何も考えずに眺めた。

完全に停止した思考に、突然フェンスを乗り越える音が聞こえた。

僕は咄嗟に水中に体を沈め、様子を伺った。
髪の長い女の人がモタモタとフェンスを登っている。
センサーが絶対作動した。
その女の人がフェンスを登りきると、何か一人でブツブツ話してる。

異常者か?酔っ払いか?色々な可能性を考えた。
相手が女性一人というのは安心だった。
何があっても何とか逃げれると思ったからだ。

女性はプールサイドに腰を掛け、足を浸す。
女性「ああ~んきもち~♪」
かなり若い声だった。
でも身長や体つきから、大人なのはわかった。
これだけ大きな声で独り言を言うって事は酔っ払いだと決定付けた。

女性は周りを見回している。
立ち上がって見回している。
完全に僕には気づいていない。

女性「へっへ♪」
と女性は笑い出す。
やはり異常者か・・・

次の瞬間女性はTシャツを勢い良く脱いだ。
勢い良く服を脱ぎ、あっという間に丸裸になった。

初めて見た家族以外の大人の女性の裸だった。
15メートル位先の光景に胃が痛くなるほどの緊張が急激に走った。

女性「とう!」
勢い良く飛び込んだ。
水しぶきを上げ、とても泳ぎとは言えないが、
バタ足みたいなことをして前進している。

本格的に出れなくなった。

ちゃんと泳いでくれれば、
隙をみて更衣室の服を取りに行くことも可能だ。
しかし、女の人は水に顔が付けられないらしい。
今動けば必ず視界に入り騒ぎになる。
初めてみた女性の体に動揺しながら色々手段を模索した。
でも結局身動きできなかった。

その時間が長かったようにも、短かったようにも思えるが僕は口から上だけを出して待機していた。

女性がプールから飛び込んだ方と反対側から上がった。
服を置いた場所に向かっている。

やっと帰るのか・・・
徐々に鮮明に見えてくる女性の裸にまた胃が痛くなるほどの緊張が走る。

女性は服を通り越しこちらに向かう、
裸以上の緊張が全身はしる。
目だけは素面から出るように目線は水面を見つめた。
意味が無いのは判るが、何故かそんな行動をとった。

女性が僕に気付いたのか、足音のリズムが変わる。
女性「え?・・・・え??え?え?」
徐々に近づいて来る。
女性「まさか河童?」
一哉(かっぱ???)
足音が近い。
女性「え!あなたなに~?!」
大声だった。
観念し、水面から女性の顔に目線を移す。
物凄く綺麗な人だった。
目が合った。


続く    

水の中で① 絵里verを読む

創作宣言

こんにちわ、もじゃです。

私は調子に乗りやすいです。
人に褒められれば大体褒められた方へ流れます。
B系の服が似合うと言われればB系になり。
綺麗めが似合うと言われれば、綺麗目の服を着ます。
実はもじゃもそうです。

褒められると調子に乗り、行動に移します。
普通車免許の適性検査でも、〔上っ調子になりやすいと〕と評価されました。

そんなもじゃは、みなさんからのコメントを励みにしてます。
何度も読みかえします。
「面白い」とか「携帯小説に投稿してみては」とかいわれて、
今、気分はイササカ先生の気持ちです。

はい、小説書き始めました。
以外と楽しいです。
独りよがりの作品にならないよう気をつけてますが、求心力と説明力の伴う文章は難しいですね。
全体の10分の1位書き終わりました。
毎週日曜日に投稿できれば位に思ってます。


あれ?勉強は?とか言わないでくださいね。
特に、世界一怖い貴女。
ご容赦を。

メイド

おはようございます もじゃです。

昨日、大事な事を思い出しました。

同僚が今日、私の目標をなんなく達成しようとしています。

私が今年1月に決めた目標でした。

冗談ではなく、ひやかしでもない。

憧れや、念願なんて大げさな物でもない。

ほんの少しの お金 行動力 勇気があれば出来ること。

忘れてました。約10ヶ月以上

行動力 そこに付随する行動は、調査 移動 エンジョイ 
只それだけです。

忘れてました。

今年こそ、メイド喫茶に行こうと思っていた事を。

萌え萌えジャンケンとかしてみたいんですよね~

誰か連れてってください。

ラ(裸)マンチャの男

おはようございます もじゃです。

今日は胸キュンでちょっぴりエロイ夢を見ました。


嘘です。
こってりエロく、ちょっぴり胸キュンな夢です。

その夢で起きた時は5時くらいでした。
どうしても続きが見たい私は二度寝を試みましたが失敗し今に至ります。

私はよく見る夢が幾つかあります。
以前記事にしたトイレの夢等もありますが、2時半くらいに起きた時は別の良く見る夢です。

どんな夢かと言うと、簡単に言えば私だけ裸の夢です。
今日見た夢は

中学校や専門学校時代のクラスメイトがたくさんいて、何かの集団行動をとってます。
裸になる経緯は夢によって様々ですが、今回はサマーランド(東京にある大きなプール)を貸しきって、男女問わず裸で遊んでいました。
私はガン見するべく目を細めます。(男なんてこんなもんです)
流石夢なので、凄い拡大率です。どんなに遠くても良く見えました。


んで色々あって専門学校時代に付き合っていた女性に指摘され、
気まずくなり、売店へ向かいます。
売店に着くと、お金ないじゃんって気づきます。
「あ、プールに服着てくるの忘れた。」(絶対変ですが夢ってこんなもんです)
と、近くにいた友人にぼやく私。
「もうすぐバスでホテル戻って食事するから、あまり食わない方がいいよ」
とその友人に言われます。

そう言われるとあっという間にバスの中に移動します。
みんな服をきてます。
私は裸です。
みんな携帯やら、ゲームで遊んでます。
私は携帯どころか無一文です。

何故かみんな真っ裸の私に対して大したリアクションとりません。
お弁当忘れたくらいのリアクションです。
そして私も妙にドッシリしてます。威風堂々です。
多少の恥ずかしさはありますが、乗り越えられない程ではありません。
(現実にそうなったら、うずくまって泣いてます)
でも、バスの運転手にマイクで裸を注意され、
始めは受け流したのですが、途中で喧嘩になり、
バスの中で真っ裸&無一文の状態で、
「忘れたもんはしょうがね~だろ!」
と怒鳴る私。
「そんなの知るか!」
とマイク越しに怒鳴る運転手。
(そりゃそうだな・・)
と内心納得する私。

で夢から覚めました。
夜中に見た夢なうえに、1つ前の夢なので
かなり抜けていると思いますが、概ねこのような感じです。

夜中起きた時は少し心が重かったですが、
朝方見た夢のおかげで、とても心は軽やかです。

誓約破棄

こんばんわ、もじゃです。
今、(うたばん)で、ぬんちゃく振り回してます。

いきりなりですが、
ブログを始める、1ヶ月前の話しをします。

私の職場は木曜日の午後4時半に掃除があります。
掃除と言っても、ジュースやお菓子のごみ捨てなのですが、
敷地内の集積所に集めて捨てます。

私の通う実験室は、廃墟です。
中の環境はいいのですが、物凄い古い建物の中にあります。
幽霊とか平気で出そうです。
エレベータ等は凄く古く、ノスタルジックな感じすらします。

で、ある日私と同僚のY氏とでごみ捨てに行きました。
問題なくごミを捨て、エレベータで5階に向かうと、
いつかなるとは思ってましたが、とうとうエレベータが止まりました。

いかにも止まりそうなエレベータなので、二人でなんだか笑えてきました。
先月も掃除のおばちゃんが閉じ込められていて、毎年5~6人はこのような目にあうそうです。

携帯もあり、2階を過ぎた辺りで止まり、最悪落ちてもなんとかなる思っていたので、怖かったりとかはありませんでした。
むしろ二人で状況を楽しいんでました。

5分位経って流石にメンバーに連絡しようかな?と思ってました。
その時電話がかかってきました。

嫁です。
私はこの状況が面白かったので、得意げにペラペラ話し、
隣りで聞いていたY氏もゲラゲラ笑ってました。

3分くらい話した時、
「ピピ ピピ ピピ」
アラーム音とリンクして携帯の液晶が点滅します。
「ピー・・・・」
充電切れました。

少し焦りましたが、Y氏の携帯電話もあるのでどうにかなると、思いました。
しかもY氏はIフォンです。
だからそれでかければいいと思ってました。

メンバーに連絡取る前に、自分たちで触るだけ触ろうと思い、
適当に階のボタンや、FANのスイッチ(古いから色々なスイッチが操作可能です)いじります。
階のボタンを押しても、ボタンが明るくなるだけで動きません。
なので、スイッチをいじります。

スイッチは、ファン ドアオープン 電気
とスイッチがあります。

ドアオープンのスイッチを下げます。
反応無しです。
ファンをスイッチを下げます。
ファンが止まります。
電気のスイッチを下げます。
エレベータ内の明かりが消えます。

ドアオープンのスイッチを上げます。
反応無しです。
ファンのスイッチを上げます。
反応無しです。
電気のスイッチを上げます。
反応ありません!

焦りました、Iフォンの出番です。


圏外です。

もはや只の懐中電灯です。


大騒ぎになると恥ずかしかったので、非常ボタンは押したくないのですが、押しました。
でも押した時にもう押してありました・・・・
非常ボタンが・・・・へこんでました。

その事をY氏に伝えると、
エレベータの中をうろうろして、必死に電波を拾おうとしてます。

私は、映画ダイハードを思い出しました。
ていうか、エレベータに乗ると必ず思い出してます。

絶対やらないという確信はありましたが、エレベータの天井を見るためにライターを付けてみました。

「ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ」

すっごい音がしました。二人とも強烈にビビリ私はライターを落として、彼はアイフォンを落としました。
パニックです。
いつまでも鳴り止みません。

ようやく鳴り止み、その直後に電気が点きました。
そして、勝手に1階にエレベータが降りていき
ドアが開きました。
開いたドアの先には誰もいないので、こっそり階段で何事もないように研究室へ戻ります。
でも、何故か乗っていたことがばれました。

後日私とY氏は設備課の事情聴取を受けました。
そして、この話しは誰にも口外しないという誓約書を書かされました。


空へそして岩へ

こんばんわ、もじゃです。

空を、飛んだことありますか?


むか~しむかし、東京の西側に非常識な父親がいました。
その父親の父はお金持ちでした。
山梨県の河口湖という場所に別荘を持っていました。

父親はよくのっぽな息子を連れて、遊びにいってました。
のっぽの息子は小学校3年生でした。
でも、のっぽだけに、140センチ以上ありました。

父親はのっぽな息子を小学生として扱いませんでした。
息子も、年相応の扱いをされないことが少し誇らしげでした。

父親は、どこから持ってきたか解りませんが、ナンバープレートの無いカブを持ってきました。
父親は、のっぽな息子を後ろに乗せて別荘地をぐるぐる走りました。
ナンバープレートが無くても、私有地(共有地でかなり広い)なため、OKだそうです。

父親は、ひとしきりぐるぐる回ると、
「じゃ次1人で乗ってみな」
と、言いました。
のっぽな息子は、拒否しました。だって怖いもん。
「いいから乗ってみな」
と言われ、幼心にらちが開かないと思いシブシブ乗りました。

始めは恐る恐るでしたが、以外と簡単ですぐにガンガン飛ばしました。
それから、のっぽな息子は、自発的に乗るようになりました。
のっぽな息子はすぐに調子に乗り、片足で乗ったり、シートの上で膝立ちしたり、わざわざ悪路を走ったりしました。
のっぽな息子は自分の年齢でこんなにバイク乗れる何て天才だ!かっこいい!
と心底自負してました。

そして、乗り始めてから、少し月日が経ち、父親とまた別荘にきました。
勿論バイクを乗り回しました。
当たり前のようにバイクにまたぎ、のっぽな息子は暴走しにいきました。

勢い良く走っていると、荷台を縛るような紐が道路に落ちていました。
のっぽな息子は調子に乗っている真っ最中なので、
小さな障害物にも自分から全力で向かいます。
その紐を踏んづけようと全力で向かいます。


が、それは蛇でした。
胴体部分を見事に引きました。
振り向きました、やはり蛇です。
この瞬間から、のっぽな息子の脳に異変が起きました。

(うわ!マジで蛇だよ、そういえば猫って最後に見た人間を呪うって聞いたことあるな。
何処で、しったんだけ?あなたの知らない世界かな?
確か、悪い奴が弓で猫を殺して、死ぬ瞬間にたまたま見てた全然関係ない人が呪われてたな。
なんか、蛇もヤバそうだな・・・なんか呪いそうだよな。
絶対俺を見たよな・・・呪われたらどうしよう。
やっぱ埋めたほうがいいかな?
でも生きていて最後の力を振り絞って噛み付いてきて噛まれたらどうしよう。
死ぬかな?
家まで遠いし噛まれたらやっぱ死ぬな。
棒でつついて、死んだの確かめようかな。
でも、もしまだギリギリ生きていて、そこで見られて呪われるかもしれない。
そもそも死んでいても棒でつつくという行為はいけないと思うし。
死んでいるのに動いたらもっと怖いし・・・)
と、いうようなことを体感的に1秒以内で考えてました。


次の瞬間、今まで経験したこと無い、物凄い力で森の方へ引きずりこまれました。
後ろ見てる間に、縁石に前輪が当たり空に舞い上がり森の方に飛ばされたのでしょう。

その強い力の中にいるときでも、
(あれ、何だこの力?プールの中みたいだ。
足が離れてる。ぶつっかたのかな?でもなんでこんなに高い位置にいるんだろ?
でも手はまだハンドルを握ってる。
変に握っていると余計骨とか折りそうだな。
離した方がいいかな?
あ、前のタイヤ曲がってる。怒られるかな?嫌だな~
なんかまだ上に上がっていってる。手離さない方がよかったかな?
あ、さっきの蛇だ!(なんか物凄く近くに見えた)
まだ生きていそうだけど死んじゃうだろうな・・・・
生きてたら見てるかな?
顔とか隠した方がいいかな?
もう遅いかな?
あれ、空が曇ってきてる。着いた時は晴れてたのにな。
雨降ったら壊れたバイクもってかえるの嫌だな。
あ、バイクさっきよりグシャグシャになっている。
これはもう、もって帰れないや。
お父さんになんて言おう。
やっぱ怒られな・・・
あ、この木カブトムシいそうだな、あとでじっくり探そう。
なんか凄い岩だらけだな、落ちたら死ぬのかな?
でも体動かないよ。
死ぬのかな。死ぬな。
昨日ビックリマンのキラ当たったのに。
ドラクエ、やっと賢者になったのに。
ドラクエもっとやりたかったな。
死にたくないな。
お母さん悲しむな。
お父さんも怒られるだろうな。
なんか申し訳ないな。
うわ、あの岩凄く痛そう。あれだけは嫌だな。お年玉全部使っとけばよかった。
あ~落ちるな、生きてられるかな。)



で、落ちました。
落ちてからは時間が早回しのように早かったです。自分の耳元で突然再生されたテープのように物凄い爆音がしました。自分が見ている景色が物凄いスピードで回転し、色々な体の箇所に色々なものがぶつかっているのは解るのですが、何がなんだかわかりませんでした。

景色が止まった時、全身が熱くなっていました。でも妙に冷静でした。
「よし、骨は折れてないな」
カッコウつけた事を言って立ち上がります。
でも折れてました。
何が変か解らないけど、左手の手首がおかしな状態になってました。

それを見た瞬間体の熱さが、信じられな全身痛みに変わり
立ったまんま動けませんでした。
でもこのままだと、死んでしまうと思い必死で歩き家まで歩きました。

流石に玄関の前の階段は登れそうに無いので、
力を振り絞って父親を呼びました。

父親は玄関を開けると、のっぽな息子の血だらけで服がボロボロで、顔面蒼白・鼻水と涙でグチャグチャノ顔を見て、

大爆笑してました。
後で、聞いたらドリフのコント見たいで面白かったそうです。
確かに面白そうです。

のっぽな息子は今でも
時間が物凄くゆっくり流れた時に、自分が思っていた事をはっきり覚えているそうです。

小室哲也とホリエモンと細木数子とドスケベなもじゃ

こんにちわ もじゃです。
携帯からの投稿です。
小室さん逮捕されましたね。

さて、

小室哲哉

ケイコ

ハッピハッピー

朝青龍

ホリエモン

このメンバーには、
ある共通点が、

解りますか?

答えは、細木数子大先生に相談したり、親交ある人達です。
別に細木さんが悪い訳ではないですが、こんな感じになってしまいましたね。

占い師は、やはり過去を察するテクニックしかないのかも~
と思いました。

そういえば、私は金星人-だそうです。
ド変態らしいです。
どんな占いでもいつもこういう指摘を受けます。

大正解なんですけどね。
でも、占わなくても顔見れば解る事なんですよ、私の場合。

恐怖体験

こんばんわ もじゃです。

日記のクセに、全然その日の出来事を書かないもじゃです。

私は過去に生きているのでしょうか?

さて、今日は、ちと怖い話しです。
以前ブログにも書きましたが、私は妙に霊というものを見ることがありました。

その時私は、ちょっとした団地に住んでいました。

遊びに行った帰りで、10時くらいだったと思います。

駐車場を抜けて、エレベータホールに行き、エレベータに乗るのですが、

私が駐車場に歩いて入ると、一人の小学校1年生くらいの女の子が

ピンク色のゴムボールで遊んでいました。

私は時間も時間なので、近くに保護者がいるもんだと思いましたが、

人の気配も、明かりのついた車もありませんでした。

こんな時間なのに、小さい子供一人で危ないな~と思ってその子を見ていると、

その子は私のほうに駆け足でよってきました。

凄く凄く地味な顔をした子でした。

何故かその近くに寄ってきた女の子が、目をあわすと

女の子はまるで、不味い物でも食べたかのような顔をして、

噴出しを付けるな、完全に「ゲッ!」

って顔でした。

その子がクッルと方向を変えエレベータの方に駆け足で行きました。

私は、「ゲッ!」とされた小さな不快感を胸に、エレベータの方にいきました。

女の子はエレベータの前にいました。

突き当たりの右にエレベータの入り口があります。

女の子は私に気づき、

「ゲッ!」て顔をしました。

私は、かなりの不快感を胸に、エレベータに向かいます。

あと、7~8メートルという距離で、女の子はエレベータに乗り込みました。

私は、「ゲッ!」とされるくらいなら、別のエレベータに乗ろうと思ったので、

エレベータが閉まりきるまで少しゆっくり歩きました。

私が、エレベータの前に着くと、

1つは1階、もう1つは10階に停止してました。

私は、また「ゲッ!」とされるのかと思い、少しうんざりした感じで、エレベータのボタンを押しました。

開いた扉の中には誰もいませんでした。

信念

こんにちわ、もじゃです。
本日2度目の投稿です。
暇じゃないですよ?
ただ、やらなきゃいけない勉強から逃げたいだけです。

まぁそんなのはさておき、貴乃花親方の所に来た新弟子のモンゴルの青年を見ながら、全然関係ないことを思い出したのでそれを綴りたいと思います。

私はもじゃもじゃのっぽです。
数年前はもじゃもじゃではありません。
でものっぽでした。
187センチ前後あるんで、結構ノッポです。

そんな私が電車に乗ると結構いろいろな物を見渡せます。
同時に色々な人と目が合います。

もう7~8年前の話しですが、私は通勤ラッシュで乗車率200%以上の電車に乗ってました。
私がぼけ~っと電車に乗っていると、中学生くらいでしょう?小さい女子学生が私をガン見してます。
私の位置からは、女の子の隣りのおっちゃんの新聞が邪魔で顔しか見えませんでした。

電車が揺れました、その反動で新聞の位置が大きくずれた時
目撃しました。
その子は痴漢にあってました。
ドアの真横のコーナーでその後ろにいるオヤジに胸を触られてました。
カバンを自分の胸の位置に持ってきて、必死にガードしているのですがオヤジはお構いなしで触っているようです。

私はエロイです、エロイというか変態かもしれません。いや変態です。下心も透けてます。


でも、性犯罪は大嫌いです!

あんな下劣な行為はないと思ってます。

目撃した瞬間、なんか急に視界の端っこが白くぼやけてきて、目がジリジリ熱くなって、頭皮から痛いくらい汗が吹き出たのを覚えてます。

超満員電車でした。
でも関係なく痴漢オヤジを目指して、人を掻き分けていきました。
無理やり動くから周りの人は舌打ちしながら抗議の目で私を見ます。
強引に移動している私に痴漢オヤジが気づきました。
そのオヤジが白々しく手を上に上げ、「私は両手挙げてるから触れませんよ~」みたいな感じの状態になりました。
その行動を見た新聞もったオヤジが急にキョドリだした。
恐らくグル、もしくは便乗して触っていたのかも知れません。
人を掻き分け、新聞持ったオヤジのところまで行くと、親父は体ごと目をそむけました。
超近距離でガン飛ばし、新聞をグシャグシャにしてやりました。

その行動を見ていた痴漢オヤジは、ギリギリ私が視界に入らない状態で顔を硬直させてました。
あと、一歩もない距離で痴漢オヤジの元に着きます。
他の乗客も私の奇行を見ていて、そばにいたくなかったのでしょう。
あんなに混んでた電車がいつのまにか、私の周りだけなんとか普通に動ける程度になってました。
痴漢オヤジも便乗して、私から遠ざかろうとしました。
私は一気に距離を詰めました。
鼻息があたる位の距離です。
痴漢オヤジ「なんだよ・・」
と喉を詰まらせながら言ってきたので、
もじゃ「何でここに来たか言ってもいいのかよ」
というと、
痴漢オヤジ「何もしてない!」
と言いながら両手をさらに挙げました。
その時、周りの乗客はそのオヤジが何をしたか察したようでした。

それから10秒位経って駅に着き、物凄い勢いで、私も女子生徒も、痴漢・新聞オヤジも車外に流された。
オヤジ二人組みは、不自然な位の早歩きで階段を降りていった。
女子生徒はペコリと頭を下げて、別の車両に乗っていきました。
私は元の車両に乗り込みました。

車内は超満員です。
でも相変わらず、私の周りだけ少しすいてました。
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