もじゃもじゃのっぽの日記30代、朝は見た目チンピラ・昼はIT・夜は恐妻家。かなり年下の嫁に頭が上がらない、そんな通信大学生の日記
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水の中で 一哉Ver
水の中で ヽ里Verを読む
水の中で ^貂Verを読む 水の中で◆ヽ里Verを読む 水の中で◆^貂Verを読む 2005年 8月27日 PM01:15 右目からこめかみに衝撃がはしる。 視界が一気に左にずれた。 ずれたと思ったら、視界が地面に吸いこまれていく。 僕は吸い込まれまいと必死に耐えた。 が、吸い込まれた。 焼けたアスファルトが目の前にある。 熱い・・・ でも体が上手く動かない。 誰かの声が聞こえた。 ???「一哉?」 絵里の声だ。 絵里「やだ、死んじゃうの?私殺人犯?あ、でも誰も見てない・・」 ボソボソと言っている。 絵里は僕が死んだら逃亡するつもりなのだろうか? 面白かった。 一哉「まだ死んでないよ・・・」 目の焦点が定まらない。世界がグルグル回る。 一瞬ドキッとした絵里の顔が視界に入った。 絵里「ごめんねーわざとじゃないの!絶対わざとじゃないの・・・ゴメンなさい!」 少し目のピントを上手く動かせるようになった。 絵里「やっぱり逃げようかしら・・」 小声で言っていた。 とりあえず大丈夫なのをアピールしよう。 一哉「ノックアウトってこういう感じなんだ・・」 そう言いながら無理して立ち上がった。 絵里は申し訳なさそうな顔で今にも泣きそうな顔だった。 目が回る症状は落ち着いた。 絵里「ホントゴメン!あの・・・そうだ!一哉ご飯食べた? 食べてないよね?ね?ね♪うん、じゃぁご飯食べよ!何でもおごちゃうわよ♪」 ごまかし方が可愛かった。 近くに自転車を停めると、ファーストフードへ向かった。 丁度行こうと思っていたので丁度よかった。 オーダは絵里に任せッきりだった。 セットメニューを頼んで席に着く。 絵里「ほんとごめんね・・痛い?」 一哉「う〜〜ん、まぁ平気かな?」 一哉「でも凄い確立だね、2日続けて偶然合うなんて。」 絵里「そうだね〜以外と私の運命の人だったりして〜♪」 冗談なのは判っていたが、なんか凄く照れくさかった。 僕は顔色を悟られまいと目を背ける。 恥ずかしがっているのを知られたくないので話しを振った。 一哉「絵里はあそこで手を振り回しながら何してたの?」 絵里「別にブンブン振り回してた訳じゃないけど、 お母さんがやっている音楽教室があって、そこの片づけを頼まれちゃってさ〜」 一哉「この近くの二階建てのやつ?」 絵里「そ〜そ〜知っているんだ〜。私中学生くらいまでその2階に住んでいたんだよ〜」 一哉「ほんと近所だったんだね。」 本当に近所だった。もしかしたら絵里が今居る家も知っているかもしれない。 暫らくして、絵里がトイレに行った。 一人になった。 これってデートかな? だとしたら始めてかも。 あ、でも只の謝罪か・・・ なんか自分の思考が面白かった。 ??「あれ、一哉じゃん?」 振り返ると、クラスの男が2人いた。 胃が痛くなった。 クラスの男子1「登校拒否なのにこんなところで何やっているんだよ〜?」 馬鹿にしながらそいつは話しかけてきた。 一哉「いいからあっちいけよ・・」 クラスの男2「大好きなかーちゃんとデート中なんだろ、ほっといてやれよ」 クラスの男1「そっか邪魔しちゃ悪いな。」 二人はオーダをしに行った。 並んでいる最中も何かゴチャゴチャ言っているのは判ったが、聞こえなかった。 暫らくすると、二人はテイクアウトして笑いながら店を出た。 きっと僕の事を話していたのだろう。 不安だった。 ほとんど2人組みと入れ違いで絵里が戻ってきた。 絵里「学校の子?」 一哉「うん。」 絵里は僕が元気が無いのを察したのか一生懸命話してくれた。 何とかその思いに応えようと話しに乗るがやはり集中できなかった。 なんとか気分を変えようと、トイレに行った。 手を洗いながら自分の顔を見た。 右のこめかみが腫れていた。 一哉(そういえば絵里、逃げようとしていたな・・) 思い返すと鏡に映る自分の顔が笑顔に変わっていた。 一哉(そういえば、昨日寝る前もこんな感じだったな。) なんだか気分が晴れた。 絵里との出来事を考えると楽しい気持ちになる。 一哉(そういえば、片付けをするって言ってたな。聞いてみよう) 席に向かうと絵里は一人で「フフフ」と笑っていた。 席につくなり、 一哉「あのさ、絵里がこれから行く音楽教室の片付けついて行っていいかな?」 絵里「ほんとに?願ったり叶ったりよ〜、うん、おいでおいで♪」 快く受け入れてくれて安心した。 絵里「んじゃ、行くわよ♪レッツラゴー♪」 トレイを片付けながら絵里はそう言った。 一哉(レッツラゴー♪なんだろ?) 言葉の意味は判らないがレッツゴーの事だろうか?絵里の造語だろうか? そうこうしている内に、音楽教室に着いた。 絵里は手際よく扉を開けると、中から物凄い温風が吹きだした。 だれも居ない為、密閉状態でエアコンも消えているので仕方がない。 二人で手当たり次第にエアコンのスイッチを入れて、 ピアノのある部屋で扇風機の前で待機した。 暫らくすると、絵里はジリジリと扇風機に近づいていく。 こちらを少し振り返りながら、ジリジリと更に寄っていく。 絵里が完全に風を遮断した。 暫らく様子を見た。 絵里が少し振り返った。 僕は体育座りしている絵里の所へ行き、両脇に腕を入れ ズルズルと引きずって、元の位置まで戻した。 想像以上に体が軽かった。 ふと絵里の顔を見ると、ほっぺたを膨らませて、唇を突き出しむくれてた。 部屋を見回すと、この部屋の中心に立派なグランドピアノがあった。 一哉(こんなのがずっと欲しかったんだよなー。絵に描いちゃうほど・・・) 絵里「あ、そうだ、ピアノ弾いてみてよ♪見たいな〜聴きたいな〜弾くべきだと思うな〜♪」 突然の大声に少しびっくりした。 でもその要望は嬉しかった。 絵里と自分の絵について話した時から、ピアノが弾きたいと思っていた。 一哉「いいよ。」 椅子に座ると、なんかとても落ち着いた気持ちになった。 何を弾くか・・そんな事は一切考えていなかったが、 指が勝手にパッヘルベルのカノンを弾きだした。 この曲が好きだった。 決して後ろ向きでは無いが、過去を慈しむような、 去った物・変わらない物を、今という自分の視点で尊む。 そして終わって欲しくない事を、先に進む為に自分の意思で終わらせる強さ。 終わる事と捨てる事は異なり、全てを吸収して新しい物になろうとする強かさ。 そういう印象をこの曲に持っていた。 無心で弾いていた。 気が付いたら演奏は終わる直前だった。 演奏が終わると、 絵里「すごーい、凄く素敵!なんか凄く感動した」 と言った。 自分の演奏を、上手いと綺麗といってくれる人はいたが、 感動したと言ってくれたのは初めてだった。 なんだか嬉しかった。 一哉「絵里もピアノやっていたんだよね?何か弾いてみてよ」 絵里「ええ〜嫌だよ〜一哉の後は弾きにくいよ〜一哉凄いんだもん」 かなり絵里は躊躇していた。 一哉「じゃぁ、一緒に弾こう。」 そういうと、まるで絵里は人見知りの小さい女の子のように小さくうなずいた。 椅子を半分空けて、左半分に絵里が座る。 始めは確かめるように、猫踏んじゃった等を連弾し、 最後は二人で、歌いながら・踊りながら弾いた。 こんなに大きな声を出したのは久しぶりでとても楽しかった。 部屋の温度はすっかり下がっていた。 絵里「あ、2階掃除するの忘れてた〜」 一哉「あ、そういえば・・」 絵里「楽しかったら、すっかり忘れてたぜい♪」 2人で2階に向かった。 2階の絵里の家族が生活していたと言うスペースは、 普通のアパートのような感じで、幾つかの生活スペースがあった。 生活感があったもの、明らかにあとから搬入されたであろう、荷物とが混在していた。 絵里は、生活感のあるものを一つ一つエピソード付きで説明してくれた。 とても楽しそうに話す絵里には悪いが、一言言わしてもらった。 それからの作業ペースは速かった。 目に見える範囲である程度の片付けは終わった。 絵里がおもむろに押入れを空けた。 中には大量のダンボールがある。 すこしゲンナリした。 二人で手分けして中を確認し、精査していく。 僕がダンボールの中を確認していると。 絵里「あぁぁぁ〜」 一哉「???どうしたの?」 絵里「これ、妹の変わりに夏休みの宿題で作ってあげた奴だ。」 絵里「ほら、像のお腹の下に〔4年1組飯田早百合〕って書いてあるもん!」 一哉「なんか上手だね〜」 絵里「ふふふ、当然よ!」 絵里はそういうと、いくつかの絵を眺めながら最後はソファーに座りだした。 美術室での絵里のキラキラした目を思い出すと、注意する気にはならなかった。 ある程度のダンボールの精査を終えて、僕は絵里の隣りに座り一緒に絵を観た。 何枚目の絵か覚えていないが、 〔父親〕というタイトルの絵を観てから、絵里の様子が変わった。 一哉「どうしたの?」 返事はない、絵里の顔を見ると涙が溢れていた。 そして直に、何かを呟きだした。 絵里「違う、私はちゃんと愛してた。」 意味が判らなかった。次の瞬間絵里は声を上げて泣きだした。 えりは僕の方に泣き崩れてきた。 どうしていいか解らなかった。 でも、ただ泣き崩れる絵里が凄く小さくて壊れそうだった。 僕は絵里の背中に両手を回した。 まるで子供をあやす様に背中でリズムをとりながら、 壊さないように抱きしめた。 いつのまにか絵里は僕の両脇に手を添えてシャツを掴んでた。 僕は背中でリズムを取り続けた。 どれだけの時間が経ったか解らないが、絵里は泣きつかれて寝ていた。 僕は急に手持ち無沙汰になった。 子供のような寝息をたてて寝ている絵里を起こさないように、 そーと携帯をポケットから出し時間を確認した。 18時を過ぎていた。 携帯を見ていたら今日、ファーストフード店であった奴らの事が、 気になった。 いつものあのサイトに繋げた。 779 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/27 本日一哉君はマックで母親と楽しくデートしてました。 780 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/27 一哉の彼女は親父だろwww 781 名前:名無しのクラスメイト 投稿日: 2000/08/27 一哉ネタ飽きた・・・でも、詳細希望 うんざりした。 どうして解っているのに見たんだろ。 急に体の力が抜けた。 携帯を片手で握ったまま天井を眺めてた。 一哉(ふ〜なんか眠いな・・) 2005年 8月27日 PM20:04 目が覚めた。 左の頬が気持ちよかった。 絵里のももの感触だった。 しかし寝ぼけていた為、それ以上の感想は浮かばなかった。 一哉「あれ?なんで膝枕?」 絵里「へへへ、こちらこそ膝枕ありがとね♪」 確か、絵里が突然泣き出して、携帯見て・・・ 何故このようになっているのだろう。 携帯を手にした。 一哉「もう、7時過ぎているんだ。」 絵里「私がグズちゃったからごめんね」 一哉「いや全然気にしないで。」 本当に気にしてなかった。 むしろ自分が男として少し成長して誇らしげだった。 何より気になるのが、あんなに泣いていたのに、何だか元気になっていると言う事だ。 悟られまいと空元気だろうか? あの絵を観てから様子が一変した。 あの絵に何があるのだろう。 僕はその絵を絵里の視界から遠ざける為に、 絵里と絵の間に割りこんだ。 絵里「一哉、お腹すかない?」 一哉「う〜ん、空いたかな〜空いているな〜」 絵里「よし、行こう!お姐さん何でもおごっちゃう♪」 昼間のファーストフード店の事を思い出した。 一哉「あ、でもこの辺のお店は嫌だな。」 絵里「OK〜OK〜、じゃぁ車で行こう!」 二人で絵里の家に向かった。 思ったとおり見覚えのある大きな家だ。 お金持ちなのだろうか? 昨日とは違う車に乗り込み、車で30分程の店に向かった。 運転中、絵里はカノンを口ずさんでいた。 続く 水の中で 絵里Verを読む ![]() コメント
No title
間に合った!
やたー☆一番乗り〜♪ ありがとう。もじゃぽ! それにしても、ホッペふくらまし顏は知ってるのわかるけど、レッツラゴーばれてんの何故?なぜ? もっかい、ゆっくリ新幹線で読む〜っちゃ〜。 最初からゆっくり読む〜 とにかく、やばい!急げ、あたし! だだだーーー おっと応援P☆ だだだーーー >>ひろぽ
いえいえ、こちらこそギリギリの時間で読んでくれてありがとうね〜
ふふふ「レッツラゴ〜」意外と使ってますよ、ひろぽさんw さては、勢いで書いて覚えてないですね。 大丈夫 もじゃもそうです。 新幹線の中で暗記するほど読んでください^−^ 間に合いますように! ナマンダ ナマンダ ナマンダ ↑これ、昨日住職が言ってた。 待っていました♪
ありがとうございました。
最近、毎週末の楽しみです。 脳内イメージがだんだん出来上がりつつあります。昨夜見た「スクラップティーチャー」の加藤あいと生徒「沢渡」のペア...ってそう思うの俺だけ? No title
二人きり・・・部屋の中・・・夜・・・
ロマンっす!!! 男のロマンす! 次回期待して、応援ポチ! 失礼!
・・・実家のPCだったんで名前入ってなかったですね・・・
スクラップティーチャーの件、俺です。 Jhonkosu No title
絵里と同様感想かな^^v
なんかリアリティーがあってすごく解りやすい。 絵里の時の謎って言ったら大げさやけど,そうゆうのも きちんとひもとかれて,重なり合う会話部も軽く省略して 描写してあって読みやすかった♪ うん,合格!w >>名無しのjhonkosuさん
スクラップティーチャは見てないですが、
加藤アイはありです。 まぁ〜胸のちっさいところがポイントです。 >>サイドバックさん
浪漫ですね。
今そんな環境に身を置いたら、R指定かかりますな〜。 チャンスを生かせないことこそ青春です。 >>jhonkosuさん
そういえば、ご実家に帰省中でしたね^^
プロのアマチュアカメラマンお腕で、娘さんとジョンさん可愛く撮れましたか?w 待ってたよ〜ん♪
1週間後が待ちきれな〜い!!
っつーか、 アタクシ普通に「レッツラゴー」使ってますけど…(T△T) 一哉がどう大人になるのか楽しみ。 あ。変な意味でなくて〜。 いぢめとか、どう乗り越えるのかと…。 絵里もいつまでも自分の気持ちから逃げてられないもんね〜。 どうするんかなぁ〜。 気になるわぁ。 ってか、独り言をバンバン口に出してる絵里… なんか自分を見てるようで恐ろしい…。 ちなみにアタクシ 運転中は歌いまくってますからぁぁぁ >>サユ
自分としては折角双方向の視点で書いているから、
もっと捕らえ方にギャップがあればな〜と思っている。 今後の課題やね〜^^; いつも両方にコメントありがとうね^^ >>カラバシュさん
レッツラゴー!
どうやらこれは28〜の女性が多く使用する傾向があるようですw 私も歌いますよ、以前パチンコ屋でバイトしていた時、ずっと歌ってました。 大音量なので、私の声何ざ聞こえません。 しかも有線で最新の歌もかかるしいいカラオケでした。 楽しみにしてもらえると嬉しいです^−^ ありがとうです。 しかしそろそろドラマ化の話しがきてもいい頃なんですがね。 トラックバック
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